[REPORT] Special Workshop in 東京 by Chloe & Maria

October 26, 2017

SORRY. JAPANESE TEXT ONLY. green bean to bar CHOCOLATEのアドバイザーを務める、チョコレート鑑定家のクロエとベネズエラのカカオ大使・マリア。 二人が来日した際には、特別なワークショップを開催しています。

前回開催したクラスから、チョコレートとドリンクの美味しいペアリングクラスをご紹介します。
green bean to bar CHOCOLATEの夏季限定チョコレートやボンボンショコラに合わせ、この日は日本酒、白ワイン、ほうじ茶、そしてコーヒーとのペアリングをお試しいただきました。


まずはチョコレートを楽しみ、それぞれの味の特徴を楽しみます。
そこからドリンクへ。
クロエ、マリアが提案したものは相性の良いもの(GOOD)、悪いもの(BAD)、悪くないけれどまあまあ(NEUTRAL)な3パターン。あえて相性の悪いもの同士も試すことで、舌に感覚を覚えさせる訓練にも、お互いの良さを引き出すようなペアリングの素晴らしさをより実感できるようになります。

夏に行った組み合わせはこちら。

■ 日本酒/SAKE
- レモンミルク:GOOD
- 晩柑:BAD

■ 白ワイン/ WHITE WINE
- ヘーゼルナッツプラリネ:GOOD
- プレーンガナッシュ:NEUTRAL

■ ほうじ茶/HOJI TEA
- ブレンドミルク:GOOD
- ヘーゼルナッツプラリネ:NEUTRAL
- マダガスカルニブス:BAD

■ コーヒー/COFFEE
- プレーンガナッシュ:GOOD
- 晩柑:BAD

「ペアリング」というだけあって、クロエとマリアはそれぞれの相性をカップルに例えています。
ベストマッチな“GOOD”は、「長年連れ添った夫婦のように」お互いの良さをわかって、高め合うような相性の良さ。時々カフェなどで見る、仲は悪くないけれど片方がずっとスマホを見て、片方は別のことをしているようなカップルは“NEUTRAL”。“BAD”は喧嘩し合っていて相容れない男女。試しながら思わず頷いてしまう例えでした。




1つ1つペアリングを試す度に、感想を言い合います。普段からお酒と食事のペアリングを愉しまれている皆様の、表現力がとても素敵でした。チョコレートとお酒の幸せな組合せで、GOODや BADのペアリングを重ねるうちに、驚きや感嘆の声も上がり、どんどん打ち解けていきました。

個人的なNo.1ペアリングは【ほうじ茶×ブレンドミルク】です。ほうじ茶の芳ばしさがミルクチョコレートの甘みを広げ、口の中に幸せな風味が広がりました。ペアリングは意外な相性の発見にもなるため、新しいボンボンショコラやバー、ケーキを作る際のアイデアに繋がる、とマリアは話していました。
近々greenのボンボンショコラもメニューを一新するので、店内でのマリアージュセットもお楽しみにしていてください。