1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 

2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 

3. NEW TOPICS
    今!起きている最新ニュース

 

世界じゅうを旅するとき、
あえて遠回りや寄り道をしたり、
飛行機で行けるところを、
海や地上を経由したり。
そんなことを、わざわざしている。

まだ見たことのない
さまざまな地域や村の文化や風習、
暮らしやひとに、じかに触れたい。
ひとつには、そんな好奇心から。

でも、それだけじゃなく。

遠く海の向こう側からでは、とうてい見えない
実のところを、この目で見たい。

たとえば発展途上国への支援。
的外れだったり、機能不全になっていたり
することも、意外と多い。

それから、考える。
僕らになにができるだろう?
いつでもそう自問しながら、
やはりチョコレートのことを考えている。

現地の風習や文化、暮らしに、じかに触れたい。そのためには、ときに経由地を変えることも、あえて最短の交通手段を選ばないことも、しばしば。たんなる好奇心からでもある。でも同時に、現地の実情を知ることは、チョコレートづくりにも生きてくる。

とくに発展途上の南米においては、日本のNPO団体もたくさんの支援活動をしている。とはいえ現地の実情を見るに、そこで本当に必要なことがおこなわれていなかったり、うまく機能していなかったり。そうしたことが、じつは、ままある。

電気も水道もガスも通っていないような村に、コンクリートの立派な建物が建っていたりする。インターネットや電気のジャックも設置されているが、とうぜん使い途はない。10年後、15年後、あるいはいずれ使えるときがくるかもしれない。でもそれを待たずして、病院やチョコレート工場が廃墟同然になっていることも少なくない。そうした状況を見るたびに、日本で売られているフェアトレード認証の食品といったものは、たんにマーケティングでしかないのだと痛感する。

でも、かといって。NPOやNGOの支援を全否定するつもりはないし、なにより、「僕らが現地のひとたちを助けたい」とは思っていない。それよりも、もっといいカカオを、一緒につくりたい。できたカカオを日本に持って帰って、おいしいチョコレートにしたい。カカオを取り巻く文化や暮らしまでを、多くのひとに届けたい。それこそが、僕らにできることだと思っている。

実際のところ、ボリビアで出会った青年とは、いままさにカカオづくりの真っ最中だ。1キロあたり1ドルだった質の悪いカカオがクオリティーアップして、1キロあたり10ドルになれば、気候変動にも耐えられるようになるだろう。そんな風に、小さなモデルケースを、これからはつくっていきたい。資金を投入して終わらせるのではなく、現地のひとたちと手を取り、継続的にカカオを生産できるコミュニティーをつくる。ひいては、彼ら自身のやる気を引き出して、豊かなサイクルを生むことにも、しかるべくつながっていく。そう信じている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

green bean to bar CHOCOLATEの
最新ニュースをキャッチ

 
 

限定チョコレートの
お買い求めは15日まで

3月15日(月)までの間、店舗とオンラインストアでは、ホワイトデー限定コレクションを販売しています。真珠粉が入ったミルクチョコレート、ジャスミン香るダークチョコレート、限定フレーバーが楽しめるボンボンショコラBOXなど、この時期だけの特別な味わいがずらり!パステルカラーをベースにしたパッケージも華やかで、大切な人へのギフトはもちろん、春のご挨拶ギフトにもぴったりです。

 
 
 
 
 
 
https://greenchocolate.jp
 
 
©2019 green bean to bar CHOCOLATE. ALL RIGHTS RESERVED.
 

メルマガ配信の登録解除はこちら