触れると、ざらり。心安らぐ質感。
ひとつのモチーフが規則的に繰り返された、
威風堂々とした文様。

日本人の心に馴染む風情を醸す
チョコレートバーの包装紙。

完成に至るまでには、
なぜそこまで?と問いたくなるような
てまひまが隠されている。

確かに役目を終えると、捨てられるもの。
ただ僕たちにとっては、
されど、という想いがある。

ブランドのアイデンティティでもある、
パッケージの物語に耳を傾けよう。

パッケージは和紙を使い、和柄に。とは、僕たちのなかで最初から一貫していたことだった。原料となるカカオ、そこから生まれるチョコレートはもちろん、同じくらい店舗の内装やロゴ、パッケージにもこだわることで、チョコレート自体が洗練されていくと信じていた。

カカオ豆から一枚のチョコレートバーに仕上げるまで、手作りで1、2ヶ月という時間をかけるのだから、なまじ適当な紙に包むわけにはいかない。漉いた和紙をつかって、一枚一枚手で包むことで想いがこもり、ギフトとしての価値も生まれる。

デザインする柄は、日本古来の“藍”と“白”をベースにした。伝統的な和柄をもとに、すべて手で描き起こしたオリジナルだ。そうして8種類の柄が生まれ、そのなかから産地のイメージに合う柄を、自分たちの感覚で選んでいった。これはベトナム、こっちはマダガスカル、というように。

ベースの和柄のほかに、イベントやコラボレーションなどの特別なチョコレートに使うためのデザインも、都度用意している。夏になると販売する限定チョコレートには、葉っぱをモチーフにしたグリーンのデザインを。これはその年のフレーバーによって、少しずつ色味を変えている。ベネズエラ産の「CHUAO」には、発酵・乾燥を行っている現地の広場にある教会の外壁をモチーフに、白地に爽やかなブルーをあしらった。

ペルー産の「ALPACA」を発売したときには、店舗に現地の写真や民族衣装をディスプレイしたり、音楽やお料理、スイーツを振る舞い、ペルーの大使館の方をお呼びし土地や民族などの話をしてもらった。それは、ただチョコレートを食べるだけにとどまらない、新しい体験だ。チョコレートとともに、旅に出てほしい。そんな想いを、パッケージひとつにも込めている。

 
 
 
 

芳醇な果実味を今だけのお店で

バレンタインデー当日までの期間、阪急うめだ本店と岩田屋本店でポップアップストアを開催中。両会場では、それぞれ産地の異なるカカオを使ったバレンタインタブレット「MIKAN(みかん)」をお届け。阪急うめだ本店限定タブレットは、ペルー産「パロブランコ」のミルクチョコレートがベース。まろやかですっきりとした味わいのワケは、もとのカカオ豆が生のフルーツさながらの甘酸っぱさをたたえるから。芳醇な果実感を、ぐんと引き立ててくれる。

 

阪急うめだ本店 9階

岩田屋本店 7階

 
 
 
 

甘さに潜む、
鮮烈な酸味の誘惑。

フルーティな酸味が特徴的なマダガスカル産のカカオ豆で作ったチョコレートムースの下には、甘酸っぱいフランボワーズのコンポートとジュレ。カカオニブスをまぶし、トップには梅の花のモチーフをあしらって。チャーミングなルックスとは裏腹なジューシーで複雑な味わい。いつかの初恋を思わせる。

 

TENTATION タンタシオン
750円(税抜)

*2/14まで、店頭のみでの販売。
イートイン、テイクアウトともに可。

 
 
 
https://greenchocolate.jp/
 
 
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