希少なカカオを使い、
徹底的に管理されたこだわりの製法で作った
Bean to barのチョコレート。
その最終的な価値を左右するのは、店舗スタッフの手だ、
といって過言ではないだろう。

たとえばチョコレートのパッケージングは、
すべて店舗で行なっている。

寸分のずれなく巻いてこその美しいデザインゆえ、
たかが包装作業といえど、妥協は無用。
一度貼ってしまうとやり直しはきかず、
力を加えすぎるとチョコレートが割れてしまうこともある。
繊細で、とにかく時間のかかる作業だ。

でも、不思議と誰も手を抜こうとしない。

すべての工程に妥協なく向き合うことで、
物語と想いが醸成される。そう信じているからだ。

丹念に手作りしたチョコレートバーだから、パッケージにもすべからく想いを込めるべき。それ自体がギフトになるよう、漉いた和紙に、オリジナルデザインの和柄をのせて。ただ、想定外の問題が起きた。

それは和紙特有のにおい。印刷に使うインクのにおいもしかりで、チョコレートはそれらを吸収してしまうのだった。微かなにおいだったものの、見過ごすことはできない。いくら見た目に美しいパッケージでも、チョコレートの香りを邪魔したのでは、本末転倒だ。

まずは、インクのにおいを抑えるため、オーガニックインクを使うことにした。においは、それほど変わらなかった。チョコレートを包む銀紙に面する部分に、フィルムを貼ることも試した。においは軽減されたが、まだ十分ではない。試行錯誤の末、ようやくたどり着いたのが、和紙をオーブンで熱して「においを飛ばす」という方法だった。

この作業は店舗でスタッフが行う。一度に何枚かずつしかオーブンに入れられないから、途方もない時間と手間がかかる。冷めるのを待って、一枚ずつ手巻きする作業を含めると、なおのこと。

そこまでしなければならないのか。実のところ、わからない。でも、手塩にかけたぶんだけ想いがこもるし、それをストーリーとして食べ手に伝えることで、はじめて一枚に見合う価値になる。そう思っている。

ほかの紙にしていれば、もっと簡単だったかもしれない。でも、和紙に決めたことが、しかるべくして、想いにつながった。

 
 
 
 

クリーミーなチョコバーに、
果実味をしたためて。

バレンタインデー当日までの期間、阪急うめだ本店と岩田屋本店で開催中のポップアップストア。両会場では、それぞれ産地の異なるカカオを使ったバレンタインタブレット「MIKAN(みかん)」をお届け。岩田屋限定のタブレットのベースには、コスタリカ産ミルクチョコレートを。はちみつやキャラメルを思わせるクリーミーな味わいが、果実の香りをふわりと包み込む。リッチでまろみある風味を、ぜひ賞味して欲しい。

 

阪急うめだ本店 9階

岩田屋本店 7階

 
 
 
 

“和”を感じるフレーバーボンボン。
ボックスセットで華やかに競演。

ガナッシュやプラリネ、コーティングまでぜんぶ手作業によるビーントゥバーのボンボンショコラに、ふたつのキーフレーバー(-YUZU-、-MATCHA-)が入ったバレンタインコレクションが登場。8個入りには、通常ボックスセットにしていないSAKURAやJASMINEなど、この季節にふさわしいフレーバーも詰め込まれていて、なおいっそう華やか。

 

BONBON CHOCOLAT <4 個入り>
(YUZU、MATCHA、MILK、ALMOND)
2,000 円(税抜)

BONBON CHOCOLAT <8 個入り>
(YUZU、MATCHA、MILK、GOMA、SAKURA、JASMINE、ALMOND、NATIVO)
4,000 円(税抜)

 
 
 
https://greenchocolate.jp
 
 
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