酸味や苦味など
複雑な特徴が混ざり合うことで
ダイナミックな味わいをたたえる
ビーントゥバーだが、
そのもととなるカカオ豆こそが、
まさに未知そのもの。

たとえば1本のカカオの木には
カカオポッド(カカオの実)が
いくつもなっていて、
さらにひとつのポッドに入っている
数十の豆、ひと粒ごとに
異なる個性があるという。

そうした驚くべきストーリーを
ひっくるめて味わってみると、
きっとチョコレートは
もっと美味しくなる。

いわゆる市販のチョコレートしか食べない、あるいはそもそも好きではない、というひとでも、ビーントゥバーをひとたび食べると開眼してしまう、ということは往々にしてある。ではその“入り口”として、何を選ぶのがよいのだろうか。green bean to bar CHOCOLATE中目黒店の店長である和田早代さんに聞いてみた。

「まずは70%のダークチョコレートを2、3カ国食べ比べてみること。なかでもおすすめは、タンザニア。酸味や苦味など風味のバランスが非常によく、それでいて味のインパクトもある。カカオのみを使ったチョコの味が、端的でわかりやすいんです」

さらにビーントゥバーならではの特徴として、食べた時の感覚が「お酒を飲んだ時に近い」と彼女は表現する。ビーントゥバーチョコレートの原料は、ほぼカカオと砂糖のみ。アルコールは入っていないが、一体どういうことだろう?

「鼻から抜ける香りや余韻、喉の奥に残ってぽかぽかする感じは、お酒に似ている感じがしますよね。それは、カカオの発酵によって引き出された香りや味わい。そうした風味と本来の力強い味わいが絡み合うから、たったひとかけでも十分満足感を得られるんです」。

そんな和田さんが、さらなる奥深い世界へとぐいっと引き寄せられたきっかけが、カカオのもととなるストーリーを知ってから。

「一個のカカオポットのなかに、違う遺伝子が共存できる。違う個性を持つカカオが同じポットに入っていることもあって、それは割ってみないとわからない。そんなポットがひとつの木にいくつもなっているかと思うと、まさに未知の世界です!」。

そうしたカカオの複雑さは、食べる楽しみにも、しかるべくつながっていく。
「店頭では、ぜひそうした話を聞きながら試食していただきたいですね」

「いっぽうgreen bean to bar かくして、ビーントゥバーの世界にとっぷりと浸かり、日々最前線で美味しさを伝え続けている和田さん。カカオラバーズたち、そして未来のカカオラバーズたちに向けて、次のように締めくくってくれた。

「ビーントゥバーを食べたいときもあれば、コンビニのチョコを食べたいときもあっていいと思います。自分のライフスタイルやシーンに合わせて、食べたいチョコを選ぶ。そんな生活を送ってもらえたら」。生活に根ざした等身大の姿勢が、そこにはあった。

 
 
 
 
 

新種の柑橘とチョコが
ジューシーに溶け合う

味は温州みかん、香りはオレンジ!甘さと酸味が程よく調和した、国内初!タンゴール類の品種を乾燥させ、タンザニアとマダガスカルのブレンドチョコレートをディップした「Porte du chocolat」清見オレンジ。柑橘はすべて国内の果物農家から厳選するなど、カカオ豆以外の材料にもこだわるgreen bean to bar CHOCOLATEならではの逸品。ルックスも愛らしく、ちょっとしたギフトにも最適だ。

 
 
 
 
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