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WHAT'S UP BOSS SPECIAL

green bean to bar CHOCOLATE は、11月7日に5周年を迎えます。皆様、ありがとうございます。この場を借りて、お礼を込めて、ボスコラム特別編をお届けします。

僕は今、沖縄県の西表島にいます。
マングローブの中に入り、山を登り、ジャングルを1日中歩き回りながら、島を通して見える世界を感じています。

西表島は今年、世界遺産に選ばれる可能性がありました。コロナで選考が伸びたのですが、2021年には選ばれる可能性が高いと言われています。

2011年、すでに世界遺産登録されているのが、小笠原諸島です。その最大の理由は、独自の進化を遂げた多くの固有の生き物や、自然の生態系を見る事ができるから。入島出来る人数も制限され、生態系を守るためのルールが、各所でしっかりと作られています。ガイドになるには独自の資格が必要で、一人一人のクオリティーも高かったです。

世界を見渡すと、クオリティーの高い地域や島ほど、混雑を緩和し、自然や環境を守っています。そして金額も上がっています。

沖縄はどうでしょうか?
全く逆に進んでいます。日本全体と同じように。

もともと沖縄は基地と観光産業で成り立っている県なので、これまではどれだけ多くの観光客を呼べるのか?が、絶対的な指標でした。ビーチ沿いには「〇〇リゾート&スパ」が乱立し、国内およびインバウンドの観光客が押し寄せています。

その点、西表島には今も大自然が残っています。多くの固有種やここでしか見られない生物や植物があり、日本の他の地域では見られない独特な世界が広がっています。船でしか渡る事が出来ないので、独自の文化も守られ、入島制限もかけることができます。

ただ島中を歩き回り、話を聞いていると、世界遺産を目指す島としては、自然の生態系を守るためのルールが弱いと感じました。色々な人達が勝手な地元ルールを作り、成り立ってしまっています。

世界遺産登録になると、多くの観光客が押し寄せ、島の景色が一変するでしょう。

日本では数少ない、世界水準の観光を行う可能性のある島。いわば大量生産、大量消費とは逆に進むチャンスのある島でもあります。残り時間は、世界遺産登録までの数ヶ月間です。

僕は約12年前にbean to barと出会い、世界で一番クオリティーの高いチョコレートを作ろうと決めました。それは、工場で作られる大量生産品に対するカウンターであり、これまでの日本式な仕事のやり方から、新たなやり方に変える挑戦でもありました。

量よりも質を大切にし、マスではなく親和性の高い方々。カカオの生産者、製造者、パートナー企業、スタッフ、そしてお客様との関係性を大切にする、エコシステムを作りたかったのです。

自社の利益だけを追求し、弱い立場から摂取し、誰かを苦しめるのではなく。小さくても、生産者からお客様まで、ダイレクトに繋がっていくコミュニティーです。

毎年行くアマゾンでも、村の人々に何度も話をしながら、一緒にカカオを作っています。マス向けの安価な豆を作るのではなく、一粒一粒の価値を上げ、これからますます起こるであろう気候変動にも対応出来る、安定して収入を増やせる方向へ舵を切ろうとしています。

西表島もアマゾン奥地の村でも、抱えている問題は同じです。
進むべき道はどちらかは、コロナが教えてくれている気がしています。

 
 

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