1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 

2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 
 

お店作りで大切なのは、
身近な人を思い浮かべて
その人を喜ばせたい、と思うことだ。

そうすれば、商品の並べ方、
接客の仕方、プレゼントの包み方、
行動、考えのすべてが変わってくる。

誰かのために、身近な人を想う
そういう “ハートの部分” が
お店作りには必要だ。

誰かを喜ばせたい、という思いは
チョコレート作りと一緒。

「できるだけたくさんの人に 喜んでもらいたい」という思いは、商品を提供する者であれば当たり前に考えることだろう。ただ、商品開発や店舗作りの段階で、はっきりとしない多くの人を対象に進めると、特徴に欠けてぼんやりとしたものになってしまう。だから、あえて具体的なひとり「あの人」を思い浮かべながら準備を進めている。それは、自分の家族だったり、スタッフだったり。その人たちが喜んでくれて、心からくつろぎ楽しんでもらえることが大切だ。

例えば、中目黒本店を立ち上げるときは、チョコレートが大好きな義理の姉を思い浮かべて商品や店舗作りを進めた。彼女が気に入れば、チョコレートにこだわりを持つ、他の多くの人にも伝わる、と思ったからだ。実際にオープンの日に来てもらい、喜んでもらえたときは自信にもつながった。

 
 

体験を通して、知る
豊かな おいしさ

“おいしさ” は、お店に入った時から感じてもらえるもの、かもしれない。それは、ずらりと並ぶチョコレート、気持ちよく整った店内、季節を感じ、ワクワクするようなディスプレイ。ラボから聴こえてくる軽やかなテンパリングの音、ふわりと漂うカカオの香り。友人やスタッフとの会話を弾ませてくれる小音のBGM、生産地の広大な自然を感じられる壁に飾られた写真・・・そのすべてが豊かにリンクし、深く共振、共鳴する感覚を、ぜひ味わってほしいと思う。

 
 

空間の心地よさを
生み出す「余白」

店舗には、いろんな情報が集まっているからこそ、余分な装飾はせず、入口付近に広いスペースを取ったり、座席を詰めすぎないように配置したりと「余白」を意識した。遊びのスペースがあると印象がガラリと変わるもので、すっきりと整った「余白」のある空間は心地が良い。

売上やオペレーションを優先すると機能や効率を追い求めたくなる店舗作りだが、「あの人」を思い浮かべて、自然と出てきた答えに素直に従ってみる、ということをこれからも大切にしたい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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