1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 

2. NEW TOPICS
    今!起きている最新ニュース

 

3. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 

福岡の中心地にある児童会館が、
老朽化により建て替えられた。
より多くの市民が利用できるようにと
商業施設が加わることに。その一つに、
green bean to bar CHOCOLATEが選ばれた。

福岡店のオープンは2016年4月。
ビーントゥバーチョコレートという言葉を
まだ誰も知らなかった頃のことだ。

親に連れられた子どもたちは、
チョコレートの製造工程が見られる
カウンター席を陣取り、
身を乗り出して眺めている。
できあがったチョコレートを食べて
本物の味を知り、食べ物が
どうやってできるのかを心で理解する。

親子で楽しめる
地域に開かれた店であるために

福岡店は、体験型複合施設「天神CLASS」の1階にある。上階には児童会館をはじめ、子どもたちが楽しめる施設がそろい、常に親子で賑わっている。この地に出店するにあたり強く求められたのが、地域に開かれた店であり、親子が一緒に楽しめるしかけがあること。そこで提案したのが、ラボをオープンにしてチョコレートがどうやってできるのかを見てもらうこと。そして親子で参加できるワークショップを開催することだった。

そのための店づくりは斬新だ。レストランではオープンキッチンも珍しくないが、製菓の世界では、ラボは隠れているのがあたりまえ。でもチョコレート作りを見てもらうためには、ラボはガラス張りにしたい。ではどうレイアウトし、ワークショップはどこで行うか。思いを一つずつ形にしていくのだが、このときの経験が後に続く店舗に生かされることになる。

福岡店のラボは、道路側とカフェスペース側の2面がガラス張り。カカオ豆をストックする部屋にはじまり、製造工程順に作業場が並んでいるから、チョコレートがどのようにできるのかが感覚的にわかる。ラボのすぐ前はカウンター席だ。ガラス窓がいつでも開けられるようになっているのは、工房の会話や匂いを感じてもらったり、ときには試食を出して作りたてを食べてもらったりするため。作り手とお客の距離がものすごく近い。

子どもは楽しみながら
食べものの本質を知る

子どもたちのために行っているのは、子ども味のチョコレートを作ることでも玩具を置くことでもない。彼らが主役になれるワークショップである。母の日のマフィンやクッキーに独創的なデコレーションをしたり、ハロウィンで一口サイズのチョコレートに挑戦したり。とくに人気が高いのは、親子など少人数で行うラボツアー。ラボに入り、カカオ豆を触って匂いをかぎ、チョコレート作りを間近で見て、できたてのチョコレートを味わう。子どもは五感をフルに使って、チョコレートという食べものを受け止める。

味覚の発達がめざましい子ども時代において、楽しい体験のなかで「匂い」を感じることが大切だそうだ。匂いは味覚の大部分を左右するものであり、脳の中で記憶と感情をつかさどる海馬にダイレクトに接続する。つまり「匂い」と「楽しい」がセットになるほどに味覚が育まれる。そうしていろいろな味を感じられるようになると、脳がさらに刺激されて五感が開かれる。子どもたちがワークショップで過ごす時間は、学校で机に向かうよりはるかに有意義なもの。見えるチョコレート工房は、子どものたちの感性を磨く場でもある。

※ラボツアーは新型コロナウイルスの影響で当面の間、開催を見合わせております。

 
 

green bean to bar CHOCOLATEの
最新ニュースをキャッチ

 
 

5月9日 母に感謝を

母の日に、チョコレートの贈り物を。ペアリングを楽しめるドリップバッグも合わせて、お家時間をちょっと贅沢にするギフトセットをご用意しました。「いつもありがとう」の一言とともに、こだわりのビーントゥバーチョコレートのプレゼントはいかがでしょうか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
https://greenchocolate.jp
 
 
©2019 green bean to bar CHOCOLATE. ALL RIGHTS RESERVED.
 

メルマガ配信の登録解除はこちら