1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 

2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 

3. DAYS OF GREEN
    中目黒店スタッフの日記

 

ああ、これぞ板チョコのカタチ。
アルミ箔に包まれたチョコレートを
手で割って食べた
小さいころの嬉しい記憶が重なる。

薄さにも理由がある。
口に入れるとまず華やかな香りがきて、
舌の上ですっと溶け、
奥のほうに別の風味を感じる。
複雑な味わいの変化はカカオ豆ごとに違い、
それこそがビーントゥバーの真骨頂だ。

この形のモールド(型)を使い、
噛まずに溶ける薄さにすると、
結果としてバー1枚が55gになった。

いろいろ試した末に
スタンダードなモールドに行き着いた

チョコレートバー人気の昨今。バーの形はブランドによりいろいろで、縦横の比率も違えば溝の入りかたも違う。ロゴや模様を加えるなど、モールドを特注してオリジナル色を出すところも多い。

greenはといえば、代表の安達が一番大切にしたのが「これ見たらチョコレートだよね」という親しみやすさだ。ロゴもなし。ここに至るまでさまざまなモールドを試し、海外のモールド専門店にサンプルを作ってもらったりもしたが、最終的にたどり着いたのはごく一般的なモールドだった。

モールドから外して完成したチョコレートバーは、モダンでシンプル。溝に沿う部分はやわらかいアールになっていて、つやっとしたgreenのチョコレートをとてもきれいに見せてくれる。

口に入れて
噛まずにすっと溶ける薄さとは?

ファーストインプレッション、口どけ、そして余韻。greenのチョコレートバーは、口の中で次から次へとさまざまな感覚が生まれるのだが、それには薄さがカギだという。では適切な厚みはどのくらいかといえば、このモールドを使ったひとかけらの場合は6〜7mm。それ以上厚いと溶けるまでに時間がかかるし、薄すぎれば余韻を楽しめない。

ところが、機械から流れてくるチョコレートをモールドの高さぎりぎりまで入れ、あふれる分をすり切って落とすという通常のやりかただと、どうしても厚くなってしまう。そこでチョコレートを絞り袋に移し、手作業でモールドに絞り入れ、底をとんとんと台に打ちつけて薄くならすことにした。おそろしく面倒な作業だが、絶対にゆずれない手間だった。

そうして完成したチョコレートバーの重さが55g。
55gにしようと思って作ったわけではなく、このモールドと薄さにこだわった結果、55gになった。オープンから5年を経た今でも、スタッフが1枚ずつ計りにのせてグラムを確認することで厚みの調整をしている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
https://greenchocolate.jp
 
 
©2019 green bean to bar CHOCOLATE. ALL RIGHTS RESERVED.
 

メルマガ配信の登録解除はこちら