WHAT'S UP BOSS SPECIAL

今号はgreen bean to bar CHOCOLATE代表・安達建之コラムの特別編です。

僕は毎年アマゾンに行き、カカオを持ち帰りチョコレートを作っている。2018年、ボリビアの奥地にあるサンタ・ロサ村を訪れた時、一人の農夫と出会った。

彼は真面目だが寡黙で、不器用な男だった。彼のカカオ作りにはいくつかの問題点がある事を発見し、クオリティーを上げる方法について話し合った。僕らにはカカオ、チョコレート、発酵、マネージメントと、それぞれの専門家がいるので、チームで取り組むことができるのだ。

そうして世界屈指のカカオを作るプロジェクトを立ち上げる事になったのだが、一向に進まない。

なにせボリビアの小さな村。電気も水道もガスも、スマホもWi-Fiもない。しかも今はコロナで現地に行く事も出来ない。

そんな中、1ヶ月前に農夫から連絡があった。お金を持ち逃げされて、支払いができないというのだ。

農園は木を伐採して日光を入れ、風の通りをよくしないと、カカオが育たない。下草も刈り整えるのに人手が必要で、その人件費や、設備や道具を揃えるための資金だった。

持ち逃げをしたのは、大学を卒業してNPOで働いているA氏。ボリビアのジャングルの中で信用出来る知り合いは居ない上、もちろん銀行もなければコンビニのATMもないので、これまで何度もガイドを手伝ってくれた彼に託したのだ。

金額は、日本円にして40万円。ボリビアの平均月収は7万円、森の奥の村だと4万円くらいなので、結構な大金だ。

僕からの作戦は、村の集会でこの話をし、村長にA氏を呼び出してもらおうということ。

すると２週間後に連絡が来た。A氏が見つかり、村で裁判らしきものが行われる事になったようだ。さて、無事お金を取り返す事が出来るのか？

それにしてもカカオ作りが、持ち逃げ事件になるとは……。

みなさんこんにちは！
greenスタッフです。

今回は、コーヒーのお供にイチオシのチョコレートバー「COSTA RICA70％」のお話です。

COSTA RICA70％の詳細はこちら

使用しているカカオ豆の産地は、中央アメリカ南部に位置し太平洋とカリブ海に囲まれたコスタリカ共和国。緑茶をイメージさせる爽やかな酸味と軽やかな瑞々しい香り、黒糖のような甘みとコーヒーのような香ばしいビターな味わいが特徴のチョコレートバーです。

コーヒーとの相性が抜群の「COSTA RICA70％」。渋谷にあるロースタリーカフェ『WHITE GLASS COFFEE』のバリスタ西口さんに、どんなコーヒーとのマリアージュがおすすめか聞いてみました！

「僕はオレンジ系のフレーバーを感じられるコーヒーと合うと思います。豆の産地は、酸味と苦味のバランスがいい、コロンビアやホンジェラスがおすすめ。コーヒーの酸味を感じられるように、焙煎は浅煎りか中入りで。焙煎の加減はお店によって違いがあるので、お店のスタッフに相談してみてくださいね。」

WHITE GLASS COFFEEで焙煎したコーヒーをgreenの店内でグラインドし、挽きたてを混ぜ込んだ、〈ESPRESSO〉COSTA RICA70％、〈LATTE〉COSTA RICA 50% -MILK-も発売中。

お好みのコーヒーと合わせて、素敵なカフェタイムをお楽みください。                                        

〈ESPRESSO〉COSTA RICA70％の詳細はこちら

〈LATTE〉COSTA RICA 50% -MILK-の詳細はこちら

WHITE GLASS COFFEEの詳細はこちら