最近日本でも高カカオのチョコレートが身近になってきています。チョコレートの主原料カカオに含まれる成分、カカオポリフェノールやカカオプロテインにより、脳が生き生きと活動的になったり、血圧を低下させてくれたり、便通を改善してくれたり。またお肌の調子を整え、気分転換に効果的などさまざまな健康効果も実証されています。健康志向のチョコレートに対する市場規模も大幅に拡大。カカオはスーパーフードとして注目され、世界中の専門家による研究も進んでいます。

高カカオチョコレートは自然食品の中でも、ポリフェノールの含有量がトップクラス。例えば、100gあたりのチョコレートに含まれるポリフェノールはリンゴや赤ワインの約4倍、コーヒーの約10倍。ポリフェノールを効率的に摂取するには高カカオチョコレートがおすすめです。

greenのチョコレートは、世界中から上質なカカオを探し出すことから始まります。使用するカカオ豆は、一つひとつ手作業で厳しくチェックし徹底的にこだわって選定したもの。

市販のチョコレートに含まれるレシチンやバニラエッセンスを使わず、ダークチョコレートに至ってはカカオバターをも排除。上質なカカオ豆とオーガニックシュガーだけを使用し、余計なものを含まない。からだのことをきちんと考えて丁寧に作られた、安心して食べられるチョコレートなのです。

ただ、残念なことに、ポリフェノールは体内に留めておくことができません。食べてから2時間でピークを迎え、24時間で排出されてしまうからです。おすすめは適量(1日3粒程)を日常的に摂取すること。

greenスタッフは、カカオ豆のニブスをサラダにかけたり、毎朝カカオティーを飲んだり。変化をつけて、食卓にも取り入れています。

まずは1日1粒からおいしく、健康に。こころとからだのことを考えて、今から始められるチョコレートの新しい習慣。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。

引用文献
「Relationship of dark chocolate intake with physical function in Japanese subjects（2019）」
「カカオポリフェノールの機能性と食品としての活用（2019）」
「チョコレート摂取による腸内環境改善の探索的研究（2015）」
「Heinrich, U.; Neukam, K.; Tronnier, H.; Sies, H.; Stahl, W., Long-term ingestion of high flavanol cocoa provides photoprotection against UV-induced erythema and improves skin condition in women. J Nutr 2006, 136, 1565-9.」
「A. Scalbert & G. Williamson: J. Nutr., 130, 2073S （2000）」
※効能には個人差があります。その時の体調によって違う反応が出る事があります。