SAKURAバーが運ぶ、春の香り。

March 18, 2022

 
 
 

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桜の季節にふと思い出す
チョコレートバー『SAKURA』。
ミルクチョコレートの
甘い香りに桜の香りが重なり
口にすると幸せな気分になる。

お茶や果物など
自然素材のフレーバーを付けた
greenのチョコレートバーは、
カカオ豆との香りの共演が楽しみだ。
では『SAKURA』には
桜を使っているのかといえば、
実はそうではない。
いったいその香りの正体は……。

ふわりと舞う花びらと共に
桜がくれる新たな出会い

桜のつぼみがほころびはじめ、春の香りを胸いっぱい吸い込みたくなる季節がやってきた。中目黒本店のある川沿いは、有名な桜の名所。春はgreenにとって、多くのお客様との出会いを桜が運んできてくれる、胸がときめく季節だ。

そんな特別な季節のために、2017年に誕生したチョコレートバー『SAKURA』。以降毎年、シーズンが近づくと常連さんと「また春がやってくるね、今年はいつから?」という会話が生まれる。greenの春の風物詩となった。

ふわりと感じる
香りの正体

『SAKURA』バー最大の特徴は、和紙を開くとふわりと香る桜の香り。その香りの正体は、トンカビーンズ。トンカというマメ科植物の黒い種子で、その高級感ある甘い香りは桜の香りに非常に近く、香水の香料としても重宝されている。トンカビーンズの中でも特に香り高いベネズエラ産を選び、チョコレートに漬け込み、香り付けた。ペルー産カカオ豆「パロブランコ」のミルクチョコレートに合わせることで、まろやかに、そしてほのかに、カカオの香りとの重なりを楽しめるチョコレートとなった。

カカオの香りと共にふんわり春の訪れを感じさせる。カカオ豆の個性を消すことなく別のフレーバーを合わせるのは、greenの腕の見せ所と言っても過言ではない。昨秋には、ノースウエストチョコレートフェスティバルが開催する国際大会に初めて出品し、銀賞を受賞した。

いよいよお花見シーズン到来。ぜひ、季節限定のチョコレートで桜の華やぎを楽しんでもらいたい。

 
 
 
 

Vol.98

年度末、経営者の仕事

良い物を作れば売れるわけではないのに、作って納品したらおしまい、という仕事をする人は結構多い。

いくらこだわってクオリティーの高い物を作ったとしても、欲しい人がいなければ価値はゼロである。
クオリティーの低い物を作る意味はどこにもないが、たとえそれで売れたとしても、それは何かのアクシデントであり長くは続かない。

この辺りが仕事の面白さでもあり、考えに考え抜くところでもある。

僕は収支が上手くいっていないブランドがあると、ありとあらゆる手を尽くし軌道に乗せることに取り組む。
上手くいっていないのを「しょうがない」とは思えないのだ。コロナのせいでも、少子化のせいでも、予算がないからでもなく、自分に責任があるのだから。

カルロス・ゴーンが日産の社長になった時、日産は倒産寸前であった。彼は、2兆円もの借金を返済し、日産をV字回復させた。

20億円でも、200億円でも、2千億円でもなく、2兆円だというのだから、ヤバイ……。

後世まで語り継がれる成功談だが、ゴーンさんが行ったことは極めてシンプルだ。
無駄な経費を削減し、売上を上げることに資本を集中させたのが、リバイバルプランである。

そんな大経営者を逮捕してしまうのが、日本という国だ。彼だったら、借金まみれの日本をV字回復させられるのではないか。逮捕するのではなく、もっと良い選択があったのではないだろうか?

ネット調べによると、2021年時点での日本の借金は、1212兆4680億円で、国民一人当たり983万円である。

少し前の僕の記憶が、一人当たり800万円だったのだからすごい上昇率だ。

話を戻すと、僕がやっていることも、ゴーンさんがやったことも同じである。
「無駄を省き、ファンを増やす」

お客様が来ない、商品が売れない、人気が出ない、これらはどこかに問題がある。その問題を見つけて、対処するのが経営者の仕事である。

若い人は、数字と現場の両方から判断することを、早めに覚えた方が良い。

そこに経験が重なり、マーケットの動きが理解できるようになると、成功確率が上がるのだから。

コストはコントロールできたとしても、売上は思った通りには上がらないことが多い。新商品が思ったように売れなかったり、去年売れていたものが売れなかったり、いくつものパターンがある。

それは売上に関わる変数が多いからだろう。

世の中の流れ、商品のクオリティー、見せ方、丁寧なサービス、ロジスティック、場所や時期なども含まれる。

物(クオリティー)の良さだけで勝負できないのは、そういうことだ。

今までに、いくつものブランドを立ち上げてきて感じるのは、上手くいくものはだいたい最初から上手くいく。いかないものは時間をかけて投資を続けても、なかなか上手くはいかないことが多い。

投資を続けると、損切りが難しくなるが、僕はスパッと諦めて、大幅にリニューアルしたり、ビジネスモデル自体を組み直したりする。

経営はガマン比べ、キレたらおしまいの、ロールプレイングを解いているようなものだ。
世界的なチョコレートブランド作りは、まだ始まったばかりです。

読者のみなさまからいただいた
質問に回答します。

Q.
映画、拝見しました。
greenの商品は他のチョコと比べると少し高価格ですが、
映画を観終えたあとはそれでも安いと感じてしまいました。
この価格は適正なのですか?
もっと高くなるのが理想ですか?

A.
映画を観てくださり、ありがとうございます。
物の値段は不思議なもので、本来は自然の中にある水であっても、タレントを使い、宣伝費をかけ、それなりのパッケージに包むと値段が付きます。
白いTシャツにマークを付けただけで、3万円を超えるTシャツに変わることもあります。
これをブランドビジネスと呼びます。

greenのようなスモールビジネスでは、価値を伝える努力をする必要があります。
2千円のチョコレートなんて高くて買わないよ、と言う人が大半ですが、安いと思ってもらえたのならば、僕らの伝える努力が実ったよい例かもしれません。

現在ヨーロッパで行われている、ロシアによるウクライナ侵攻によって、物の値段が大きく変動しています。

ルーブルは半値になり、原材料費は高騰しています。あっという間に世界中がインフレになるでしょう。

適正価格とは、あるようでなく、ないようであるのかもしれませんね。

 
 
 
 

green bean to bar CHOCOLATEの
最新ニュースをキャッチ

 

ふわりと香る桜のチョコレート。
販売開始!

毎年大人気のチョコレートバー『SAKURA』は、花びらが舞うかのように桜がふわりと香るミルクチョコレート。中目黒店の目の前に広がる桜並木は、少しずつつぼみが膨らみはじめました。この季節にしか味わえない特別なチョコレートで、春をご堪能ください。

■ SAKURA
¥1,728(税込)
3月18日〜4月中旬ごろの
期間限定販売です。
全店・オンラインショップにて。

 
 
 
 
 
 
 
 

greenより、
平和の願いをこめて

ウクライナ各地で爆発音が響き渡り、多くの命が危険にさらされ、幼い子どもが故郷を追われています。そしてロシアにもやるせない思いをしている人々がたくさんいます。その状況に私たちは深く心を痛めています。一日も早く平和が訪れるよう、祈りを込めて、greenスタッフ一同、“GIVE PEACE A CHANCE” のメッセージTシャツを着用しています。

 
 
 
 
 
 
 
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