今年もホワイトデーがやってくる「ありがとう」の気持ちをのせて。

March 10, 2023

 
 
 
 

1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 
 

2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 
 
 
 
 

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「ありがとう」
「うれしかったよ」

相手からもらった気持ちに
お返しをする日
ホワイトデーがやってくる。

ギフトやメッセージを贈ったり
一緒に過ごしたり。
美味しいものを一緒に
楽しむのもいいかもしれない。

大切な人とのひとときに
greenは寄り添いたいと思っている。

なんでもない日に
名前をつけて

ホワイトデーの起源は諸説あるが、その発祥は日本であると言われている。バレンタインデーの「お返し」を贈る日として、昭和後期にはじまり、日本の文化になじんだホワイトデー。義理堅い日本人らしい文化とも言えるだろう。

ホワイトデーとひとたび名前がつけば、なんでもない日が特別な一日になる。その日のために、贈り物を準備したり、お出かけを企画したり。イベントを理由に、普段は照れくさくて言えない「ありがとう」「うれしかったよ」が届けられるのがいいところ。

greenでも、ホワイトデーの限定商品を展開中だ。

ギフトとして届けるなら、ホワイトデー期間までの限定チョコレートバーやボンボンショコラを。身体に優しい素材を使用したヴィーガンチョコレートバーは、日頃から健康を気遣っている方、身体に入れるものにこだわっている方、身体を鍛えている方、子供から大人まで、どんな方にも安心して手にとってもらえて、しっかり甘くて美味しい。そして食べて元気になるラインナップ。相手への気遣いを添える品として最適だ。

 
 

共に美味しいひとときを
過ごす幸せ

一緒に時間を過ごすなら、ホワイトデー限定ケーキ「フルリール」はどうだろう。フランス語で“咲く”という名前を持つこのケーキは、待ちに待った春に咲く花をイメージしてつくられた。ベトナム産カカオのチョコレートムースとはちみつのババロアは、口に入れた途端、花が開くように、軽やかで優しい甘味となって広がる。丸いフォルムの中心に隠されたオレンジとパッションフルーツのフィリングと共に味わうと、なんとも爽やかな後味。次々と現れる様々な味わいは、それだけで会話がはずむだろう。
(フルリールは中目黒店、日本橋店、福岡店にてお楽しみいただけます)

 
 

Vol.143

Project genetic

ボリビア、カカオ研究所は農家の未来(となりますように)。

5年前に構想し、旅の途中に偶然出会ったボリビア人のアブラハムと、現地で作っています。

1人でカカオを生産していた彼をハイクオリティカカオの世界に誘い、全てを1から学ぶため、友人が経営するブラジルの農園へホームステイ。農園の管理から、木の栽培方法、発酵の仕方、豆のクオリティを上げるプロセスを訓練しました。

さて、今回のボリビアでは、森に入りカカオの状態と、研究所の発酵状態を確かめるのですが、ジャングルの中では、酷暑と、殺人的な蚊の大群に襲われ(200ヶ所は刺されます)、大量の汗が体力を奪い、時差と疲労から食欲不振になり、スタッフは体調を崩しております……。

南米でプロジェクトを行うのは、簡単ではありません。

しかしよい事も。

あれから4年、パンデミックの間に研究を重ね、ついに第一号のWild Cacaoが、カカオ研究所で出来上がりました!

またまだ商品になるレベルではありませんが……。

一つ前進ですね!

アブラハムは、自分で作ったカカオが、どの程度のクオリティなのか知る術を持っていなく、改善点も分からずに困っていました。

現時点での問題点は

1.発酵時にカカオの温度が上がらず、バクテリアの発生が少ない
2.衛生状態が保たれていない
3.自分達でクオリティを確かめられない
4.売り先も値段も固定化されている

僕らは発酵状態を確かめ、1と2に関する改善点を3つ伝えました。

3に関してはミニワークショップを行い、カットテストをアブラハムの奥さんにも教え、自分達で発酵状態を確かめられるようにしました。

4は、発酵状態を良くしてクオリティが上がれば、僕らが見合った値段で買い取ります。

このプロジェクトは、ボリビアの貧しい農園において、生産品のクオリティを上げ、収入を増やそうというものです。

動き出せば、村には今まで無かった仕事が生まれ、生産過程での環境負荷はないに等しく、しかも美味しいカカオを作ることが出来ます。

これは、グローバル社会の 歪みで苦しむ、“農家が貧困になる仕組み” から抜け出すためのプロジェクト。小さな村の小さな研究所から、成功モデルを作り、そのモデルを世界中の貧困農園へ広げていくことがゴールなのです。

しかし、現実的な問題もまだまだ。

Wild cacaoは農園もwildなので、簡単に収穫量を増やすことができません。ということは、買取価格が上がっても、そこまで収入が増えないのです。

アブラハムの妻がパンデミックの間に事故に遭い入院、重労働にはまだ耐えられない状態です。

また、村社会なので一つの農家だけの施設が良くなることに、良い気持ちを持たない人達が現れます。

雨よけの屋根が付いたり、発酵Boxが増えたりなのですが、それでも彼らにとってはBigイシューになるのです。

ということで、時間がかかるのを理解しなくては出来ません。ここから商品になるまでには、少なくともあと5年はかかるでしょう。

着実に進めていくには、村人に一つ一つ説明する機会を作ることが必要になります。

今回は、村の学校で子供達と一緒にカカオからチョコレートを作る、半日のワークショップを行いました。

幼稚園生から中学生、教師や親達、総勢100名以上が参加してくれ、先生や親達にはカカオのクオリティの重要性や、収入を上げる方法を話し、子供達とは楽しくチョコレートを作りました。

このプロジェクトの重要なポイントは、「カカオのクオリティを上げること」この1点です。

これが出来れば、あとの問題は自然と解決すると思うので、なんとかここに全てを集中したいです。

この後、ベネズエラと日本で、初めて出来たカカオのサンプルテストを行います。

どんなチョコレートになるのか、楽しみです!

いつの日かgreenにWild cacao という商品が並んだ時は、絶対に食べて欲しいです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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