チョコレートで広がる素敵な未来に。

September 8, 2023

 
 
 
 

1. BE CACAO LOVERS
    ちょっと深い商品のお話

 
 

2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 
 
 
 
 

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みなさんこんにちは!
greenスタッフです。

今回は、8月に開催されたワークショップレポートです。
コロナ禍を経て、約4年ぶりに、中目黒本店・福岡店で開催した子供のためのワークショップ。たくさんの子供たちが元気に参加してくれました。

greenが企画をしたのは、五感をフルに使ってビーントゥバーを楽しく学ぶワークショップ。
ビーントゥバーってなんだろう? どうやってカカオ豆から美味しいチョコレートになるんだろう?
実際にラボラトリーに入って、カカオ豆に触ったり、匂いをかいでみたり、チョコレートをすりつぶしながらぐんぐん動く機械の音を聞いてみたり。

 
 
 
 
 
 

チョコレートメーカーの話を聞くときは、みんな真剣そのもの。

 
 

福岡のラボでは、出来上がったチョコレートをつやつやにするためのテンパリングに挑戦しました。

さらには、自分でデザインを考えたオリジナルのチョコレートバー作りや、チョコレートムース絞りまで。中目黒店・福岡店、各店で趣向を凝らした体験が目白押しでした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

何より印象的だったのは、できたてのチョコレートを食べた時の満面の笑顔。

あらためて、美味しいものは人を幸せにするパワーを持っているのだと感じました。私たちが目指すのは、美味しくて身体にいいチョコレート。そのために必要なカカオは、自然や人間を傷つけて手に入れるのではなく、どこの誰がどうやって大切に育ててきたものかわかるものだけを使うということ。カカオ農家も、チョコレートメーカーも、それを食べる人も、みんながチョコレートを通して幸せになる未来を願って。

未来を担う子供たちに、ビーントゥバーを伝えるワークショップ。これからも大切に続けていきます。

 
 

Vol.169

役に立つ、意味がある

初の写真展の開催日が1月17〜21日、青山スパイラルホールに決定しました!
詳細は詰めている真っ最中ですが、先日タンザニアで撮ってきた、夜のライオンをお見せ出来るよう、準備を進めています。
写真を一体どのくらいの大きさに引き伸ばせばよいのか? その後その写真をどうするのか? 
などなど全く分かっていないことが判明し、一から勉強しているところであります……。
たくさんの方々にお届けしたいと思っていますので、続報をお待ち下さい!!

2019年に山口 周氏の書いた「ニュータイプの時代」という本が話題になりました。先日ふとしたことからこの本を思い出し、読み返してみました。
気になっていたのは、「役に立つ」から「意味のある」というフレーズを思い出したからです。
「ニュータイプの時代」には、今がどんな時代なのか、なぜモノが売れないのか、この先はどんな人が活躍するのかなどが分かりやすく書かれていて、4年経った現在においてはますます本の通りだと思う世の中になってきています。

そこにはこんな事が書いてありました。

“ 現在の年長者がまだ若者だった1980年以前は、「モノ」が希少で「意味」が充足している時代でした。一方、現代という時代は「モノ」が過剰で「意味」が希少になっています。
つまりいつの時代であっても、その時代の「若者」というのは、常に「その時代に足りないもの」についてハングリーなだけだということです。モノが過剰に溢れる一方で、意味が枯渇している社会にあって、若者が「モノ」に対してハングリーになれないのは当たり前のことです ”

日本を代表する会社である、トヨタやホンダ、各家電メーカーが「役に立つ」ものを作り、経済を成長させてきた日本。バブル崩壊後、世の中にモノが一通り行き渡り、モノが売れない時代に突入。平成の長引くデフレの原因を説明しています。

“ 日本車が「移動」という便益を提供することで利益を得ているのであれば、カーシェアリングや自動運転などの代替えサービスが登場してきた場合、日本車は存続できないか、少なくとも激しい価格競争に陥ることになる。
一方で、ポルシェを購入している人は、単に移動手段を購入しているのではなく、ポルシェというメーカーに付随する歴史やストーリーといった「意味」を購入しているのです”

山口氏は一貫して、時代が求めているモノは、「役に立つ」から「意味のある」に変化していると主張しています。

最後にもう一つ、こんな事を教えてくれました。

“「意味」はコピーできない。

スマートフォンにせよパソコンにせよ、今日の市場において販売されている機種の間にそれほど大きな差異があるわけではありません。
私達は「役に立つ」ということを長い間、価値軸においてきたため、活用されているテクノロジーの水準を過大評価しがちですが、すでにモノが過剰になり、テクノロジーの水準は顧客が重視する価値軸ではなくなってきています。

問題は、「テクノロジー」も「デザイン」も非常にコピーされやすいという点です。

一方で、何がコピーしにくいのかを考えてみると、「意味」というキーワードが浮かんできます。その製品やブランドが持っている固有の「意味」はコピー出来ないのです"

この本から改めて学んだのは、時代はどのようにして変化していくのか?
それは、分かり難いことだが、若者達がモノを買わなくなった理由という文脈で説明すると、「役に立つモノ」は持っているから、「意味のあるモノ」が欲しいということでした。

それが、モノを売るには、ストーリーが大切だと言われる理由でもあり、若者のモノの見方や感じ方が気づかないうちに変化し、新たな価値観を持つ人が増え、時代がゆっくりだが確実に変化した結果だということです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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