PD

12月に創刊されるオリジナル・ドキュメンタリーマガジンのタイトルが、「PD」に決定しました。

悩みに悩み、あっちこっちに行きまくり、回り回ってようやくPreparation for Departureに落ち着きました。

僕が作るブランドには、色の名前（greenのように）が付いていることはご存知だと思いますが、僕の中でこのPDは、各ブランドをまとめる意味もあります。

約2年間で300人以上の方々に会い、世界中で起こっている様々な社会問題や矛盾に対し、独自の方法で解決に取り組んでいる人々から、この先の生きるヒントを見つけるのが、雑誌を作るきっかけでした。

創刊号では、
・医学の最新潮流とされる「機能性医学」とは何か？
・サードウェーブコーヒーの現在地、より透明性が求められるコーヒー農園、グアテマラを訪れて
・動物と人とのよりよい暮らしのため、スペインやニュージーランドのアニマルウェルフェアとは？
・バルセロナの最新バル特集

などなど、日本では誰も教えてくれない、新たな世界をお届けします。

誰もが手の中にスマホというPCを持ち、SNSで世界中のどんな情報にも簡単にアクセス出来るようになってみると、TVや新聞などマスメディアでの報道が信用を失い、今までとは価値観が変わってきています。

これは大企業を信用出来ない若者心理とも、よく似ています。だからといってネットの情報を鵜呑みにするわけにもいかず、何を信用してよいのか分からなくなっているのが、2020年代なのではないでしょうか。

顔の見えない大企業や、過剰なPRや広告、マスメディア全体が信用を失う一方で、個人が力を持ち、多くのフォロワーを集めたインフルエンサーが、インフルエンスする時代ですが、これもまた実態は、案件という名で広告しているのと同じであります。

唯一信用出来るのは、自分の知っている人から直接聞いた話、新鮮な一次情報だけになっています。

僕は実業家なので、いつも次はどんな時代になり、どんな産業が発展し、その中で自分達はどう生き残っていくのかを考えています。

そして、次の時代を作っていく中心である若者達に対して、ヒントとなるような新しい真実を伝えたいと思っているのです。

いよいよ個人がメディアを持つ時代がやってきました。協力してくれる仲間と一緒に、新しい真実（それが不都合であったとしても）を、楽しみながら伝えていきたいと思っています。

発売は12月初旬、お楽しみに！