毎年変わる“恒例の”みかんチョコレート。

December 15, 2023

 
 
 
 

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お歳暮・お年賀ギフト登場
\ 年末年始限定みかんバー発売 /

 
 
 
 
 

今年で4年連続の発売、
“毎年恒例の”という枕詞がすっかり定着した
みかんが香るミルクチョコレート。

だがこのチョコレート
「毎年同じ」ではない。

ペルー東北の地ピウラで育まれたカカオ。
熊本県「にしだ果樹園」で収穫されたみかん。

自然の恵みを享受したフルーツは
一定ではない喜びを与えてくれる。

最高のマリアージュを実現するため
チョコレートメーカーは知恵を絞り続ける。

自然の恵みはいつも
一定ではないから素晴らしい。

2023年最後のバーとなる「LIMITED SPECIALTY-MIKAN-」が発売される。月読み栽培を実践するにしだ果樹園のみかんの果皮を薄く剥き、ローストして粉末状にしたものをパロブランコのミルクチョコレートに混ぜ込んだ、年末年始“恒例”の一枚。

「今年のみかんは、満月期に昨年より樹上で熟成がかかっている状態で収穫しました。そのため果皮の色や果実の味わいが濃い香味となっています」(生産者西田淳一さん)

それをひとつひとつ手作業で皮を剥いていく。「昨年より皮が薄く、実がパンパンに詰まっていたので、果皮をうすく剥いていくのに一苦労でした。今年は甘酸っぱいすっきりとした香りですね」(製造担当中園さん)

合わせるチョコレートは、ペルー・パロ ブランコのミルクチョコレート。毎年同じとはいえ、こちらも昨年同様ではない。今回使用したカカオ豆のロットは2022年6月に収穫され、2023年の5月にgreenへたどり着いたもの。ホワイトカカオの含有量が多く、苦味や渋味、雑味の少ないクリアな風味。その分デリケートで繊細な印象だったという。

 
 

香りが飛ばないよう意図的にロースト温度を低くし、従来よりもサッと焼き上げた。コンチングも熱を加えすぎないように細かく調整。「前回のロットでは砂糖の甘さやミルク感が強く出る印象でしたが、今回はすっきりと上品な甘さに仕上がりました」と製造責任者森園さん。

 
 

10月に行われたノースウエストチョコレートフェスティバルでは、ミルクチョコレート部門で受賞を果たし、世界中のビーントゥバーブランドが注目するアワードで評価を得ることができた。

さて、この2つ、合わせてみるとどうだろう。
ローストしたみかんの果皮を、昨年と同量混ぜ込んでみたら、どうしたものか何かものたりない。であればみかんの果皮の量を増やすのはどうか、と少しづつ調整していく。果皮独特のプチっとした食感とフレッシュな香りや苦味を残しつつ、口溶けの良さも妥協したくない。ギリギリのポイントを攻めた結果、昨年の1.5倍の果皮を贅沢に使うことに決めた。

舌の上でゆっくり溶かすと、鼻腔を抜けるフレッシュなみかんの香り。口の中には、パロ ブランコのミルクティのような上品な甘味が広がる。みかんの果皮のプチプチした食感がアクセントとなり後味にかすかな果皮の苦味。ひと粒食べるとまたひと粒と、ついつい手が伸びるくせになる味わい。

カカオもみかんも自然の恵みを享受して美味しく育つフルーツ。だからこそ、毎年同じはありえない。素材を生かすチョコレートメーカーの経験、技術、チャレンジ精神が重なり、「今年の味」が出来上がる。毎年のお楽しみ、ながらも、「今年の味はどんなだろう」と楽しんでいただきたい一枚だ。

 
 
 
 

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今年お世話になったあの人へ
日本酒ペアリングセット

greenのチョコレートと、創業350年を誇る京都・玉乃光酒造の日本酒のペアリングセットを限定発売中。酒米の最高峰の一つとされる「雄町」を100%使用した純米大吟醸「備前雄町」は、天然の酸味と旨みが調和した飲み口。みかんのチョコレートや和素材ボンボンショコラとのペアリングは、互いの個性を高めあい、口福を与えてくれます。今年お世話になったあの人へ、感謝をこめて贈ってみてはいかが。

日本酒ペアリングセット
¥8,000(税込)
全店・オンラインストアにて発売中。

 
 

Vol.183

続ける

今週は四国に来ています。

四国の松山から尾道、今治と周っています。

松山は、タルトの発祥の地であり、六時屋をはじめ、一六、ハタダといった老舗和洋菓子店が今も昔ながらのタルトを作っています。

夏目漱石の『坊っちゃん』にも登場し、日本最古の温泉といわれる道後温泉など有名どころはありますが、実は、伊予鉄道というローカル線(鉄道線)と路面電車が交差する、「ダイヤモンドクロス」と呼ばれる場所が残っているのは、日本ではこの場所だけなのです!
(興味のない方にはどうでもよい情報ですが、撮鉄には大切な場所なのです)

ここ数年ですっかり有名になった「しまなみ海道」は、バイクを持ち込んだまま泊まれるホテルやカフェ、郷土料理のレストランがいくつもあり、瀬戸内観光の新たな集客策がうまい具合に機能しています。
晴れの日に瀬戸内の景色を見ながら走るのは最高で、たくさんのサイクリスト達が訪れています。

今回は、何百回も聞かれている質問で、そろそろもうよいかな? と思っているので、ここで書いておき、あとは今号を見てもらおうと企んでいます。

Q どうやったら 〇〇 になれますか?

というやつです。

声優だったり、パン屋さんだったり、起業家やデザイナーなど様々ですが、どうやったらなれますか? という質問を年に何十回も受けます。

答えは

始める → → → 稼ぐ → → → 続ける

これだけ。

シンプルにこれだけなのです。

お店を始めたら、小さくても大きくても関係なく、お客様に来てもらう → 続ける → たくさん来てもらえるように努力し、皆と良い商品を作り、掃除して気持ちよく挨拶し、続けていく。

声優なら、自主動画でもよいので始める → 食えない間は何かしらで稼ぐ → 声優の作品作りを続けながら、次の大きな機会を待つ → 大きな機会が来なくても続ける。

起業するなら、何かしらの会社やサービスを始める → お客様に届ける → お客様が喜ぶような商品やサービスを開発し、会社を続けていく。

全て同じです。

始める。
何かをスタートするぐらいなので、技術や知識があるか、行動力があるのでしょう。How toが分からなければ、先にやっている人に聞きに行き、教えてもらえば解決します。

稼ぐ。
苦手な人が多いですが、お客様を喜ばすことです。マーケティングを学び集客出来る力を付けます。

続ける。
仲間と一緒の場合が多いので、マネジメントスキルを付けていくか、得意な人と一緒にやるのがよいです。

これが原理なのです。

この3つ、つまり

始める……技術や知識、行動力
稼ぐ……サービス、マーケティング能力
続ける……マネジメント能力

のどれか得意なことを軸にして、続けていけばよいのです。

怖がらずに、やりたい事をやりましょう!

 
 
 
 
 

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