ありがとうと一緒にチョコレートを。

1. CACAO JOURNEY
私たちの“旅路”をレポート

2. WHAT'S UP BOSS
代表の安達建之によるコラム

Directed by Tateyuki Adachi

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大変申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。

ありがとうと一緒に
チョコレートを

1950年代、“好きな男性にチョコレートを贈る日”として、日本に広まったバレンタイン文化。2000年代には「友チョコ」が広まり、今や、恋人・友人・家族・自分自身にと、関係にとらわれず、日頃の感謝をチョコレートにのせて贈り合うイベントへと変化してきた。

greenでは、もらった人もあげた人も嬉しくなるようなチョコレートを作っている。丁寧に作られていて身体によいものは、あげてももらっても気分の良いものだ。

今年のテーマは
「フルーツと花」

バレンタイン限定チョコレートバーは2種類。一つは、カカオ・フランボワーズ・ローズヒップの爽やかな酸味が特徴の「FRAMBOISE」だ。

ベースとなるマダガスカル産のチョコレートは、優しい酸味が赤いフルーツとシトラスの爽やかさを連想させる。そこにフランボワーズの酸味、ローズヒップの甘い香りと酸味が相乗し、味わいが幾重にも重なるビーントゥバーらしい一枚となった。

もう一つは、大きめにカットした洋梨が贅沢にトッピングされた「PEAR」。

ベースはペルー産パロブランコのミルクチョコレート。ミルクティーのようなまろやかさと上品ですっきりとした味わいで、昨年ビーントゥバーの世界大会で受賞を果たした。ベルガモットで香りづけしたアールグレイのパウダーを練り込み、トッピングにドライの洋梨とエディブルフラワーで食感と華やかさをプラス。紅茶と洋梨の相性が抜群で、甘党のあの人にはこれ、と想像がふくらむ。

バーとはひと味違う
ボンボンショコラ

バレンタイン限定のボンボンショコラボックスの中には、この時期だけのボンボンショコラが2粒。バーと同じく、ローズヒップとフランボワーズ、洋梨と紅茶の組み合わせだが、食べたときの印象がまた違って楽しい。

「FRAMBOISE＋ROSE HIP」は、フランボワーズのパート・ド・フリュイをローズヒップのガナッシュで挟んだ3層構造。甘酸っぱいベリーが口いっぱいに広がり、後味にローズヒップがふわりと香る。

「PEAR」は、下に洋梨、上に紅茶のガナッシュの2層構造。食べた時に、ジューシーな洋梨が最初に舌に当たるように緻密に計算されている。遅れてアールグレイの香りとまろやかな甘みが全体を包みこむ。仕上げにトッピングしたドライ洋梨のしっとりとした甘い果肉と芳醇な香り。一粒で3度美味しいボンボンショコラだ。

バレンタインというイベントを上手く利用して、普段言えない「ありがとう」を、伝えてみて下さい。

バレンタインコレクションは、1/19(金)オンラインショップにて先行販売、1/20(土)より全店でお楽しみにいただけます。

Vol.187

今出来る事

「LION NIGHT」写真展の真っ只中です。
タンザニアで、夜のライオン家族を追いかけ、寝顔を満天の星と一緒に撮ってきています。
ぜひ青山スパイラルガーデンまで、急いで（1/21までです）!

世の中が暗く、元気を出せない時こそ、明るい話題を近くの人と分かち合いたいものです。僕は、「結局、今出来ることしか出来ない」という考え方を、根っこの所で持っています。それは、20代後半の3年間、何も上手くいかなかった、暗い時期を過ごしたことが大きく影響しています。そのことはいつかのタイミングで書きたいと思います。

18年前に動物の専門学校を作りました。そこには犬のトレーニング専攻があります。いずれ動物と人間が仲良く暮らす社会が来ると思い、犬をしっかりコントロール出来る人を増やしたい、と思っていました。

信頼出来るドックトレーナーを探している中で知り合ったのが、災害救助犬訓練士の大島かおりさんです。

その後、学校で救助犬を養成するチームを部活として立ち上げ、国際救助犬の認定試験合格を目指し、ワンコとトレーナー両方を育てる、訓練の日々が始まりました。
いつの日か、大きな災害が起こった時に、卒業生がワンコと共に救助に行く日を夢見て。

今回の地震で、我ら救助犬チームは地震発生後すぐに要請を受け、訓練士1名、卒業生3名、救助犬4頭が懸命の救助にあたっています。

ここまで来るのに18年かかりました。
僕は救助に向かう卒業生を誇りに思います。
小さな一歩でしたが、積み重ねていけば大きなことに繋がるんだと思わせてくれる良い例になっています。

被災された方々は、辛く長い日々を送っていると想像します。亡くなられたたくさんの方々のご冥福をお祈りするとともに、そのご家族の無事を願います。

僕らに出来る事は限られていますが、長い時間をかければ何か意味のある事も可能になるので、一過性でない継続的な取り組みを続けていこうと思います。

そして、今から始めることが20年後に花咲くのを願い、出来る事をコツコツと取り組んでいこうと思います。

今やれる事をやるしかない。
明日があるのか分からない日本で、それが、今日を大切に生きるということです。