フランスがビーントゥバーに夢中。

March 22, 2024

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CONTENTS
  1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート
  2. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム
  3. HAVE A GOOD WEEKEND
    ごきげんな週末を!
Directed by Tateyuki Adachi
1995年頃にアメリカで起こったビーントゥバームーブメント。チョコレート鑑定家のクロエ・ドゥートル・ルーセルさんに、フランスでの展開を聞いた。
「フランスは美食とチョコレートで世界的に有名です。オートクチュールの世界(クリスチャン・ディオール、イヴ・サンローラン、イッセイ・ミヤケなど)と同じように、最も有名なチョコレート店には、ジャン=ポール・エヴァン、パトリック・ロジェ、ジャック・ジュナン、アンリ・ルルーなどのショコラティエの名前が並んでいます。100年以上もの間、フランス国民(そして世界中)の注目を集めてきたチョコレートは、"ボンボンショコラ”であり、柔らかいフィリングのチョコレート(トリュフ、ロシェ、プラリネなど)でした」
クロエは、 "ボンボンショコラはピュアなチョコレートではない"という。

「ボンボンショコラは、柔らかいフィリングを固いチョコレートでコーティングしたコンフェクショナリー。多くの場合、チョコレートは主原料ですらないのです。 ショコラティエにとってチョコレートは、ボンボンショコラを作るための材料の一つでしかなかった。そしてその多くは、カカオ豆からではなく、クーベルチュールチョコレートを使用し作られたものです」

「クーベルチュールチョコレートは、ビーントゥバーチョコレートとは全く別物。均一な風味を確保するために高温でローストされ、クリーミーにして作業しやすくするためにカカオバターとレシチンが加えられる。カカオ豆のトレーサビリティが明確でないことも多い。これは、カカオの個性を明らかにし、カカオのストーリーを伝えようとするビーントゥバーの哲学とは正反対です」

2003年5月頃、クロエはパリ・サロン・デュ・ショコラで初めてビーントゥバーを紹介したが、保守的な考え方が根強いフランスでは残念ながら誰も興味を示さなかった。彼女は、このムーブメントがいかに興味深く豊かであるかを提唱し、理解ある人々とともに、ビーントゥバーのメッセージをフランス国外に広め続けた。

2024年の今日、フランスの状況は完全に変わったと彼女は言う。
「ボンボンショコラよりもビーントゥバーがトレンドになっています。ラ・グランド・エピスリーのようなエレガントなデパートのクリスマスショーウィンドウには、ビーントゥバーチョコレートが並び、ラファイエット・グルメのグルメショップにはビーントゥバー専用の棚ができました。メディアはショコラティエよりもビーントゥバーについてのインタビューを多く取り上げ、サロン・デュ・ショコラ・パリではビーントゥバーブランドに割り当てられるスペースが年々増加しています」
フランスでビーントゥバーが人気になった要因は?
次号へ続く
Vol.196
何者かになる君へ
春なので、これから社会へ飛び立つ若者へのメッセージを贈りたいと思います

「何者でもない」 「いずれ何者かになる」というフレーズをよく聞くようになりました

多くの人が「何者かになる」ことを目指す時代なのでしょうか?

そんな中、「君たちはどう生きるか」のアカデミー賞受賞は、私達にとって嬉しいニュースになりました。この快挙を喜ぶのであれば、同時に、その裏側にある、宮崎駿監督がしばしば使う、「めんどうくさい」という言葉の意味を考えてみようと思います

それはこの言葉の中に、物作りや生き方の本質的な意味、哲学が込められているように感じるからです

「めんどうくさい」と聞くと、表面的にはネガティブな響きがありますが、この言葉を使う時、宮崎監督は単なる不満を表現しているのではありません

例えば、監督が映画を制作する際、細部にまでこだわり、完璧を求める姿勢が「めんどうくさい」という言葉に込められています。しかし、結果的にこのこだわりが、彼の世界観を作り上げ、世界的に愛される作品にしているのです

「めんどうくさい」という感情は、私たちが何かに深く没頭し、それに情熱を傾ける時に生じる自然な反応かもしれません。しかし、その面倒を避けずに受け入れ、それを乗り越える努力をすることで、私たちは成長し、優れた成果を出すことができるのだと教えています

この「めんどうくさい」という言葉は、皆さんがこれから直面する困難に挑んだり打ち勝ったりするための勇気を与えてくれます。学生時代に学ぶべきは、ただの知識や技術だけではなく、このような情熱を持って物事に取り組む姿勢ではないでしょうか

皆さんがこの「めんどうくさい」という感覚を覚えた時、これは「何者かになる」ための重要なステップだと、考えてみて下さい

僕にとってこのコラムは、「めんどうくさい」という感覚を乗り越えるための、ステップなのです

「何者かになるために」
green bean to bar CHOCOLATE 
代表 安達 建之
TATEYUKI ADACHI website

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Have a good weekend!!
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