月読み栽培と熊本晩柑。

May 24, 2024

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CONTENTS
  1. BE CACAO LOVERS
    ちょっと深い商品のお話
  2. NEW TOPICS
    サマードリンクが新発売
  3. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム
  4. HAVE A GOOD WEEKEND
    ごきげんな週末を!
Directed by Tateyuki Adachi
熊本県玉名郡にしだ果樹園とのコラボレーション、「熊本晩柑」が発売になります!
にしだ果樹園を営む西田淳一さんは、25年前、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーによって提唱された農法・栽培方法「バイオダイナミック(Biodynamic)」と出会い、自然の背景にある、月の引力や地球の動きを読み取って行うものづくりに感銘を受けました。

西洋と違い降雨量の多い日本では、空気中の窒素が雨と一緒に入り、湿度が高く微生物や菌が豊かに繁殖します。シュタイナーが日本にいたら、果樹園をどう構築するだろう?と考えながら、肥料も農薬も使わずに畑の中の生き物たちと食物を作る「自然栽培」と、旧暦をベースに草刈りや収穫を月の満ち欠けに合わせて行う、「月読み栽培」を確立しました。

園内には、植物、昆虫、たぬきやイタチ、イノシシなどの動物、土の中には微生物と、多種多様な生物が集まっています。「彼らはインターネットの様に、見えないところでコミュニケーションをしています。人間と同じで、いろんな文化がミックスしていればいるほど、活気が出ていいものが生まれます」
植物は自分で動けない分、周りの環境を整えるのが上手です。果実を食べた動物が種を排出することで発芽に至る。動物の腸管を通じて体内に生息するいい菌をつけ、栄養がある状態で排出してもらうことで、多くの子孫を残そうとする。種が育つまでに食べられてしまっては意味がないので、未成熟時には動物が嫌うスパイシーな香りを放ち、充分に育ったら魅力的な色に姿を変えて、甘い香りを放つ。特に月明かりで動物の行動範囲が広がる満月には、果皮の香りが高まって行きます。にしだ果樹園では、その心理を読みながら収穫をしているのです。
今回チョコレートバーに使用した晩柑は、4月の満月の頃に収穫されたフルムーンハーベスト。晩柑の収穫は例年1月末に行われるのですが、今年は暖冬で寒波がなかった為、奇跡的に4月24日の満月の日まで樹の上で成っていたそうです。ぐっと色が濃くて、糖度が高く、香り高い果物になりました。

マダガスカル産70%のダークチョコレートと合わせた、月読みシリーズの「熊本晩柑」をお楽しみください。
チョコレートバー
熊本晩柑
¥1,998(税込)
5/25(土)より、全店・オンラインショップにて期間限定発売。
 
 

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サマードリンクが新発売
主役は、にしだ果樹園・月読み晩柑のジュレ。すっきりとしたライムシロップor甘酸っぱいパッションフルーツシロップと混ぜてお楽しみください。
熊本晩柑ジュレソーダ
(ライムシロップ/パッションシロップ)
EAT IN ¥660 TO GO¥648
中目黒本店・日本橋店・福岡店にて5/25(土)より期間限定発売。
Vol.202
四葉のクローバー
四葉のクローバー、小さい頃に見つけたこと、ありませんか?

僕には一つ上の姉がいたので、時々一緒にしていました。
四葉は、探してもなかなか見つからなかった記憶がありますが、28歳になっても四葉のクローバーを探し、作品にして個展を行うアーティストがいます(そんな仕事があったのか)。

WHITE GLASS COFFEEでいつものように朝の準備をしていると、声を掛けてくれたのが四葉のクローバーアーティストのaikoikizawa さん。彼女は僕が教える学校の卒業生で、たまたま朝、コーヒーを飲みに来たところでした。話はなんとなく聞いたことがありましたが、会ったのは初めて(気持ちよい挨拶で現れたぞ)。

10分後に授業が始まるので、学生達に紹介するから冒頭の15分くらい授業に出られるかな? と聞くと、一つ返事で「出られます!」と(見込みがありそうだ!)。

では、授業の冒頭で自己紹介してもらい、あとは僕がインタビューするので、写真を見せながら活動内容を話して下さいと頼み、授業へ。

今日は僕の友人を紹介するね、さっきカフェで会ったばかりだけどみんなの先輩です、と言うと学生達は興味津々。さあ彼女の出番です!

慣れた感じで挨拶が始まり、インタビューもスタート。

小さい頃から四葉のクローバーを探すのが得意で、すぐに見つけられるというか、四葉の方からここだよって教えてくれるのだとか。住んでいる家の近くには必ず四葉のクローバーがある場所があり、引っ越すとそこの場所から四葉はなくなり、新しい家の近くで見つかるそうです(嘘のようなホントの話)。

クローバーを集めて作品にし、販売したり、コンペティションに出て入賞したり、TVや雑誌に呼ばれたり、すでに10年間もアーティストとして1人で活動しているのだから素晴らしい(本物だね)。

様々な写真を見せてもらいながら話を聞いていくと、個展があるというので、フライヤーはありますか? と聞くとiPhoneでしっかり告知。今ちょうど持ってなくて…と言う人は結構多いのですが、しっかり告知出来ます(この辺りが生き残れるポイント)。

最後に将来を迷える可愛い後輩たちに、世の中を生き残っていくアドバイスを、と頼むと、

・好きな事を追求して欲しい
・自分から発信していくこと
・やりながら道は探せるから、怖がらないで

学生にとっては、そんな生き方があるのか!ってサプライズな時間になり、僕にとっては卒業生が帰ってきて後輩に勇気をくれる、という嬉しい時間になりました。

先輩のように、自分の道を切り開くのだーーー!
green bean to bar CHOCOLATE 
代表 安達 建之
TATEYUKI ADACHI website

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左端にある新聞をかけるための棒? 見えますか?
こんなの売ってるはずがないから、きっと作ったんだ。
今は少数派だけど、新聞を読むような空間にしたいんだね。効率的とは逆の方向に行くところが、大好きです。
Have a good weekend!!
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