WHAT’S UP BOSS アフリカ特集。
August 30, 2024
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Directed by Tateyuki Adachi |
green bean to bar CHOCOLATEの |
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WHAT’S UP BOSS アフリカ特集 |
Written by Tateyuki Adachi |
アフリカ、サファリの中で動物を追いかけています。 今日は、12時からライオンファミリーを追いかけていて、見つけたら、そばで待機しながらライオンが起きるのを待っています。昼間は寝ているので、何時間も待ちます。 陽が落ちてからだとライオンを見つけるのは難しいので、明るいうちにロックオンしておき、移動したら後をついていき、つかず離れずの距離を保ちます。 ライオンは夜行性なので、狩りをするのは基本、夜。セレンゲティのライオン達は5日に1度のペースで狩りをしますが、それ以外はほとんど寝ているか遊んでいるか、自分達のテリトリーの中を10kmくらい移動しながら過ごしています。 昨晩は、20頭ほどのライオンファミリーを撮りました。 若い雄ライオンがボスの群れで、バッファローを仕留めたばかりだったので、その場所を離れることはなく、撮影するには良いチャンスでした。 撮影は、可能な限りライオンの近くで行いたいので、ギリギリ寄れる所まで近づきます。ライオンが逃げてしまったらやり直し、追いかけて新たに座った場所の近くに停車します。5mくらいの距離からカメラを付けたアームを窓から出し、ギリギリまで伸ばして撮りますが、怒ってカメラに向かってきたり、アタックしてくるので、加減を見極めながらなるべく自然なシーンを撮っています。 昨晩は、仕留めたバッファローの周りにたくさんのライオンがいました。撮りたいライオンの近くに行くために他のライオンを避けながら進み停車した時には、車の周りに15頭ほどのライオンがいて、こっちを見ていたり、ガウガウ吠えていたり、近づいてきたりします。撮影車は後部座席の窓が大きく上部に開き、身を乗り出して撮影できる仕様になっていて、ライオンを追いかけて並走している時は、ライオンがすぐ横を触れる距離で歩くので、めちゃくちゃ緊張しています。 ライオンが立ち止まった時は、6m伸びるアームを伸ばして撮影するのですが、ライトを照らす人が音声と監視役も兼務していて、他のライオンが襲ってこないか監視しています。 真っ暗闇の大草原の中、20頭のライオンと僕らの車が3台。 ライオン20頭が車を囲み、低い声で唸りながら車に近づいてきます。若いメスライオンが3mのところまで近づき、2度アタックしました。 昨晩は満月がとても綺麗で、地球にはまだこんなに綺麗な場所が残されているのかと、セレンゲティは感じさせてくれました。 ここに来れたことを感謝しつつ、写真を見た人が “美しい地球を残したい” と思える写真を撮りたいです。 |
サファリで僕らを動物から守ってくれるのが “レンジャー” だ。 ずっとおしゃべりして車に乗っているだけだけど、本当に危ない時、彼らは僕らの前に立ちライオンの集団を追い払ってくれる、正義のヒーローだ。 Have a good weekend!! |
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