パリ最古のパティスリー。

September 6, 2024

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CONTENTS
  1. BE CACAO LOVERS
    ちょっと深い商品のお話
  2. WHAT’S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム
  3. HAVE A GOOD WEEKEND
    ごきげんな週末を!
Directed by Tateyuki Adachi
Brand story
Written by Tateyuki Adachi
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パリ最古のパティスリー「Stohrer(ストレー)」は、1730年にパティシエのニコラ・ストレーが創業したお店です。このお店は、約300年にわたってパリ市民や世界中の訪問者たちに愛され続けてきました。
5月にパリを訪れた際にお店に行き、ブランドストーリーを聞いてきました!

ストレーが誕生した当時、パリでは贅沢なスイーツ文化が広がり始めており、ストレーはその中心に立っていました。彼の作るスイーツは当時の貴族や王族にも愛され、瞬く間にその評判が広がったのです。
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ストレーの代表作である「ババ・オ・ロム」は、ポーランドの王スタニスワフ・レシチニスキによって考案されたという逸話があります。彼が固くなってしまったクグロフ(ドイツやポーランドの伝統的なケーキ)にラム酒をかけたことで、ケーキがしっとりと柔らかくなり、新しいデザートとして生まれ変わったのです。そのレシピがパリに伝わり、ストレーで洗練された一品に仕上がりました。このババ・オ・ロムは、ラム酒の香りとふわふわの生地が絶妙にマッチしたデザートで、フランス中で大人気となり、今でもそのレシピは変わらずに受け継がれています。

そして、その進化系が「アリ・ババ」。これは、ババ・オ・ロムのバリエーションで、より豪華で大きな仕上がりが特徴です。名前の由来は、アラビアンナイトの物語「アリババと40人の盗賊」からきていて、そのストーリーだけでも楽しめますが、見た目のインパクトも大きく、パーティーなどでよく楽しまれるスイーツです。
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ストレーがこれほどまでに長い間愛され続けている理由の一つに、店舗自体が歴史的建造物として登録されていることがあります。パリの街並みに溶け込むこの建物は、18世紀当時の趣をそのまま残しており、古き良きパリの雰囲気を今に伝えています。店内には、かつての王族や貴族たちが足を運んだ時代の名残が感じられ、歴史と一緒にスイーツを楽しむ特別な体験を提供しています。

スイーツは、味や見た目のフォルムだけでなく、お店の歴史や店舗デザイン、商品ストーリーと共に楽しむ物だと教えてくれるのが、パリの名店「ストレー」です。
札幌とカフェ
毎年この時期は札幌に来るようになりました。BLUE SIX強化選手である、内山靖崇選手が主催するテニスの国際大会が行われるからです。 季節が良く食べ物は最高です!

僕は20数年前、札幌に2年間ほど住んでいた時期があります。その頃の東京はCafe文化が全盛で、その波は札幌にも来ていました。
東京のCafe文化はクラブシーンとシンクロしていて、クラブで遊び疲れた若者達が、お腹を満たしながらお喋りを楽しめる場所が、夜中まで開いているCafeだったのです。
オープンキッチン、キャップを被ったオシャレな店員さん、インテリアにこだわり、良い音楽にぴったりのメニュー。
カフェがコンピレーションアルバムを出す時代だったのだから、面白いです。

コロナが終わり、夜の街から人の姿はすっかり消えました。手の中のエンターテインメントが人々を奪っていったのか、はたまたSNSやサブスクリプションにハマッているのか?

気が付くと、朝早くからCoffeeを淹れるお店が、世界中で増えています。札幌のカフェ文化を楽しみたいと思います。
green bean to bar CHOCOLATE 
代表 安達 建之
TATEYUKI ADACHI website
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サファリで食べるお弁当です。
だいたい、お昼と夜の2食がこのお弁当。サンドウィッチの中身は、トマトとキュウリ、残念ながらBLTではありません。
Have a good weekend!!
https://greenchocolate.jp
 
 
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