職人技が試されるボンボンショコラの世界

December 3, 2021

 
 
 

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美しい箱に入ったボンボンショコラは、
見ているだけで心が踊る。
宝石のような佇まい、一口一口異なる食感、
カカオの魅力を引き出す香り・・・

がんばった自分へのご褒美に、
クリスマスや感謝のギフトにも最適だ。

食べるのは良いけれど、
作るとなれば 高い技術が必要で、
ショコラティエの力量が試される。
そんな、ボンボンショコラの世界を紹介する。

ひと味ちがう
“丸ごとbean to bar”のボンボン

bean to barの世界をチョコレートバー以外でも楽しんでほしい、という想いから生まれたgreenのボンボンショコラ。その特徴は、何と言っても“丸ごとbean to bar”であること。カカオ本来の個性を引き出し、香り、風味、舌触りにおいて、最高のボンボンショコラを目指している。カカオに合わせる素材もお互いの魅力を引き立てあう組み合わせになるように、ティスティング時に嗅ぎ分けられた香りからていねいに厳選。

「例えば、ペルー・マラノン地方のチョコレートを使ったボンボンは、カカオから感じ取れるジャスミンの香りと合わせることで、マラノン本来の魅力がより引き出されます。バーと同じくカカオをメインに考えて、他の材料を効果的に使うことで、心地よく調和するんです。バーだけでは気づけなかった香りに出会える、ということも味わう楽しみの一つだと思います」(製造スタッフ)

また、クラシックモダンを追求した、この見た目もgreenの特徴だ。シンプルだからこそ、材料の質、風味、なめらかな口溶け、艶が命。一般的なチョコレートにはカカオバターが多く含まれているため、溶かせば自然とサラサラになる。しかし、カカオバターを多く加えないgreenのビーントゥバーチョコレートは、流すと少々もったりして分厚くなってしまう。難しい工程ではあるが、材料は変えずに滑らかな口溶けを叶えるため、何度も何度も試作を重ねる。

厚さは、口溶けと食感をベストに感じられる約10mm。この小さな宝石を最も輝かせるために重要なのは、“温度・スピード・タイミング”だ。それゆえ、機械の力だけでなく、ショコラティエの高い技術と判断力も必要になる。

「生クリームが60度に上がった時点で次の工程に進まないと、その間に水分が蒸発し、香りも蒸発します。スムーズに動かないと、ガナッシュがきれいに出来なかったり、コーティングがうまくいかなかったり。タイミングとスピードはもちろん、仕込み、作る途中、仕上がりの温度が重要なんです」

仕込みから箱詰めまで、1週間のサイクルで作られる。じっくり1週間、手間ひまかけて完成するのは、わずか200粒だ。

黒ごま、ジャスミン、オレンジ、あんこ、そして先日『ノースウェスト チョコレート フェスティバル』で受賞したアーモンド、パッションフルーツ・・・多彩な味わいを前に、どれにしようか迷うのも楽しい。

 
 

Vol.89

時間がかかるもの

ビル・ゲイツ氏は、「ほとんどの人は2年以内にできることを過大評価し、10年以内にできることを過小評価する」と言っています。

この言葉を本で読んだ時に、言いたかったんだけど自分では上手く言葉に出来なくて、ハっとしたことを覚えています。

やはり天才ですね。

普段、コミュニケーションをとる上で感じている事の一つに、少し先の事や、完成までに時間がかかる話をすると、相手は大抵の場合、聞く体制が自分事ではないモードに入ります。「ふ〜ん、そうなんだ。なるほどね」という感じです。

話が終わると、「じゃ、仕事に戻ろうか」って、目の前の事に向かい、話した事をすっかり忘れてしまいます。

僕の仕事のスタンスは、始めて2年くらいで感じを掴みだし、3年くらいすると形が見えてきて、5年くらいすると結果が現れ始めて、7年経つと次のステージに入る様な流れです。

greenも、2015年に創業なので来年が7年目、第2クールに入る所です。準備期間を入れれば10年。やっと世界展開への土台づくりが終わるかな、という所にコロナがやって来ました。

なんでも、時間がかかるのです。

ビル・ゲイツ氏の言葉から考えると、
2年以内に出来ることだけを積み重ねても、あまり遠くまで行くことは出来ないのだから、10年以内にできる事のウェイトを、自分の中で上げておいた方が良いって事だと思います。

そして同時に、7年先の世の中と、自分をメタ認知出来るかが、大切になります。

映画を作るのに3年、
カメラマンの仕事は、5年単位、
一つのプロジェクトは半年〜1年かかり、5〜7年で完成を迎えます。

なんでも時間がかかるのです!!

スタート時は盛り上がっているので、熱量でいけますが、1年を過ぎたあたりから、やっている自分達も、実はしっかりと理解していなくて、結果も出ないので、周りや社内から否定的な意見が出てきたり、迷ったりします。

しかし、「価値」を生み出すのであれば、時間が必要です。自分達が取り組んでいる新たな施策や、プロジェクトを信じ、コツコツと積み重ね、他の人との差を作る。

アスリートが毎日厳しい練習を重ね、自分の武器を作って行くように!

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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