エシカルな愛を広げよう。
April 1, 2022
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1. CACAO JOURNEY 2. NEW TOPICS 3. WHAT'S UP BOSS |
ダイレクト・トレードは 良質な豆のつくり手には、 これはやっぱりつくり手側にとって つくる人、食べる人、贈る人、受け取る人・・・ |
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ダイレクト・トレードを通じて greenオーナーの安達は、常に新しくてユニークな豆を探している。年ごとに良い品種は何か、産地はどこが良いか、どの生産者のカカオが良質かを知るために世界中を歩き回り、世界各地で開かれるチョコレートのイベントや勉強会で情報を収集する。「ここの豆が良いらしいよ」という話を聞けば、日本に少量のサンプルを送ってもらいテストを行う。実際に自分たちの目で舌で確かめ、心から納得したならば、美味しいカカオ豆をそのまま取引することもある。 |
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安達の他に、現地のサプライヤーと直接取引を行うのは、サンフランシスコ在住のgreenスタッフだ。greenの想いを伝え、日本に仕入れるための手はずを整える。地域によって言葉も時間も文化も違うため、コミュニケーション能力が重要な仕事だ。 「この業界の面白いところは、みんながフランクなところですね。形式張ったやり取りではなく、チャットアプリでメッセージを送り合ったり、気軽に電話で話したり。カカオ豆は自然から生まれるものなのでその年の気候が影響しますし、貴重な豆は量や取引数が事前に決まっているため、もちろんすぐには取引はできません。greenのことを気にかけてもらえるように、頻繁にコミュニケーションを取っています」新商品の発売や新店舗がオープンした時にも連絡を取り合うなど、注文時だけでない関係づくりを心掛けている。 |
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「以前、中目黒店でワークショップを開催していた時に、ゲストでサプライヤーさんが出演してくれました。ペルーのナティーボを扱っているルイスさんです。彼はとてもお茶目で、greenをずっと気にかけてくれていた人です。greenのために名前入りの麻袋を作ってくれたり、賞を獲った時は誇らしい、と言ってくれました。ルイスさんの細やかな気遣いと優しさに助けられていましたね」 |
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生産者、そしてサプライヤーさんのことを思うと、多くの人の支えによってgreenは成り立っていると実感する。世界各地で応援してくださっている方々への恩を返したい想いもあって、タイトルを獲得した時にはいろんな思いが湧き上がる。賞を獲ることで、そのカカオ豆をつくった生産者も評価を受けるからだ。greenに提供しているという事で、生産者は次も売りやすくなり、カカオ豆の価格も上がっていく。そうやって、生産者もgreenもお客さまも満足できて、笑顔の総量が増える事が何よりも嬉しい。この輪が広がっていくことを願いつつ、今日もていねいに チョコレートを作っています。 |
green bean to bar CHOCOLATEの |
目と舌で堪能する桜のチョコレート。 |
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greenの春の風物詩、チョコレートバー『SAKURA』。ペルー産のカカオ豆「パロブランコ」を使ったミルクチョコレートに桜の香りを添えて、春の訪れを感じさせるチョコレートに仕上げました。パッケージに描かれた花びらは、美しく散る満開の桜を思わせます。この時期だけの特別なチョコレート。心華やぐひとときをお過ごしください。 ■ SAKURA |
Vol.100 プリツカー賞 建築界のノーベル賞である「プリツカー賞」は、僕が注目している世界の賞レースの一つだ。2022年の受賞者は51人目にして黒人初となる、アフリカ・ブルキナファソ出身のディエベド・フランシス・ケレ氏に決まった。ドイツのベルリン工科大学で学び、2005年に自身の事務所をベルリンに設立。建築家、教育者、社会活動家として活躍している。 受賞理由の一つとして、「建築のプロセスを通じてコミュニティに力を与え、変化させた」ことが評価された。クーデターが頻発したブルキナファソの情勢下で、幼少期に猛暑の教室で学んだ事がきっかけで、建築家を目指したと言う。 彼は、地域社会が直面する問題に具体的な解決策をもたらすことを目指し、建築に関わってきた。 The New York Timesは彼の生い立ちや、これまでの経緯を紹介する記事を掲載している。 この賞を主催するトム・プリツカー氏も、「フランシス・ケレは、資源が乏しい土地で地元のコミュニティにとって持続可能な建築を開拓している。彼は建築家であると同時に奉仕者でもある」と話している。 建築家、教育者、社会活動家の3つの顔を持ち、自らの仕事を通して社会問題の解決に具体的に貢献しているフランシス・ケレ氏。 ビジネスと社会問題という、一見ベクトルが違う事も両立させられる人こそ、21世紀に活躍する人物だと思う。 参考記事 読者のみなさまからいただいた Q. スタッフのモチベーションに関しての質問です。 A. もしそれが、今すぐには難しいとお考えならば、そうなる未来への道を想像し、計画を立てると思います。ユニクロを経営する柳井さんは、確か30歳まで、山口県で個人営業のメンズショップを1店舗経営していました(安達調べ)。 彼が凄いのは、その時すでに世界一になるとスタッフに宣言していることです。それを聞いたスタッフの内5人中4人が辞めたそうですが。。。会社のモチベーションは、一人の熱狂する変人から生まれるのです。計画を立てるのに、お金はかかりませんから! |
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