初夏の香りを届けるチョコレート。
April 29, 2022
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1. BE CACAO LOVERS 2. NEW TOPICS 3. WHAT'S UP BOSS |
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みなさんこんにちは! 本日、にしだ果樹園さんの紅甘夏(べにあまなつ)を使ったチョコレートバーが発売されました! すっかりおなじみとなった、にしだ果樹園さんとのコラボレーションチョコレート。月の満ち欠けのサイクルに沿って収穫や管理の時期を調整する月読み栽培で育てられた果物は、不純物が少なく美味しさがギュッと凝縮された、自然の恵みそのもの。今回は、満月の日に収穫された紅甘夏と、ベネズエラ・チュアオのカカオ豆を使用したミルクチョコレートを合わせました。 |
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フレッシュな紅甘夏の香りをチョコレートに合わせるにはどうするか。果汁をそのまま混ぜられれば簡単なのですが、ビーントゥバーチョコレートに水分は大敵。紅甘夏をひとつひとつ丁寧に皮剥きし、果皮を乾燥させて、ミルで粉末状にしてからチョコレートに混ぜ込みます。(果肉からとれた果汁は、5月に発売される季節限定のケーキに使われます) |
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皮剥きにとりかかると、紅甘夏特有の甘酸っぱくてほろ苦い、みずみずしい香りがラボいっぱいに広がります。一足早い初夏の香りに胸がときめく瞬間。 |
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皮剥きした果皮は、オーブンに入れて乾燥させ、水分を飛ばしながらも、香りを残したい。状態を細やかに何度もチェックしながらギリギリのラインを探っていきます。 |
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続いて、ミルにかけて粉砕していく作業。ビーントゥバーのチョコレートは良い意味で個性が強いことを大事にしています。細かくしすぎるとチョコレートに馴染みすぎてしまうため、粒子の細かさにも細心の注意を払いながら調整します。 |
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出来上がったパウダーを、ミルクチョコレートに合わせると、滋味豊かな月読み紅甘夏の香りで初夏を感じる、爽やかなチョコレートバーが誕生しました。 |
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green bean to bar CHOCOLATEの |
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5月8日 母に感謝を 母の日に、チョコレートの贈り物を。初夏を感じる爽やかなミルクチョコレート<月読み紅甘夏>を入れたギフトボックスをご用意しました。「いつもありがとう」の一言とともに、作り手の思いがこもったビーントゥバーチョコレートのプレゼントはいかがでしょうか。全店舗・オンラインショップにて。 |
Vol.104 Chuao(チュアオ) 世界中のCacao lovers が愛してやまないカカオの一つが、ベネズエラの“Chuao ”。 コロナでこの2年間は渡航が難しかったのですが、いよいよ解禁。待ちに待ったカカオの仕事が再開します! ベネズエラは、南米北部の海岸沿いの国。東をガイアナ、南をブラジル、西をコロンビアに接しています。チョコレート界では、ベネズエラは昔から最高品質の豆を生産する特別な国。特にチュアオはファインフレーバーを持つカカオとして、カカオ界のVIP的存在です。 しかも450年以上に渡って、古来の製法を現在まで維持しながらカカオを生産しているというのだから、行ってみるしかありません! チュアオが特別なカカオである理由は、 ・土壌 この3つが揃っているから。 深い森と海に囲まれたチュアオ村へ入るには、ボートでしか行けないというのだから、僕の冒険心をくすぐる、なんとも粋なストーリーではないですか。 村では、よく教育された人々が一粒一粒を丁寧に発酵させ、シンボリックな美しい教会の前でカカオを乾燥させています。その光景は、とても有名です。 チュアオで作ったチョコレートは、プルーンなどストーンフルーツ系が織りなす酸味と、オレンジやグレープフルーツ、南国フルーツのような香りの強さが印象的で、鮮やかで爽やかな酸味と穏やかな渋味があります。様々な香りはまるで花火のように口に広がり、 次第にまろやかな後味が。ビーントゥバーの世界にハマりたい方にお勧めの一枚です。 カカオ生産には最高なベネズエラですが、観光にはあまり適していません。 そんな魅力たっぷりのベネズエラ。 その秘密の秘密をあますところなく取材し、現地で実際にチョコレートを作ってみたいと思っています。 体験にこそ価値あり!! |
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