ビーントゥバーを伝えるということ。

May 6, 2022

 
 
 

1. CACAO JOURNEY
    私たちの“旅路”をレポート

 
 

2. NEW TOPICS
    今!起きている最新ニュース

 
 

3. WHAT'S UP BOSS
    代表の安達建之によるコラム

 

はじめて口にするビーントゥバーに
その味わいをどう表現しようか言葉を探す。

カカオ豆に触れ、
その手触りから感じることがある。

未来の職人たちを集めたワークショップ。
そこでgreenができることはなんだろう。

インダストリアル製品に対する
クラフトマンシップ。

サスティナビリティや
フェアトレードの取り組み。

ビーントゥバーを通して広がる世界が
その目に映ることを祈って。

中目黒店で、フード業界を志す専門学生にむけたワークショップが行われた。

目の前にカカオ豆が配られると、学生たちはおそるおそる手にとった。その形や手触りを確かめ、香りをかぐ。ビーントゥバーの第一歩、豆の選別にチャレンジする。豆と対峙して、いい豆、悪い豆を見分けていく。やがて作業に夢中になり目が輝き始める。

手にしたカカオ豆は、マラノンとナティーボブランコ。マラノンは一国に一メーカーと制限され、日本での取り扱いはgreenだけ。​​ナティーボブランコは「自然界の宝石」と称される希少な豆だ。それぞれがどんな場所で育ち、どのように海を渡ってgreenにやってきたかが語られると、学生たちは前のめりに話に聞き入る。インダストリアル製品に対するカウンターカルチャー。大量生産でない、ひとつひとつ手作りの体に良くて美味しいチョコレート。そこには生産農家との良好な関係づくりが必要不可欠であり、フェアトレードの文化へとつながっていく。

こうしたことを彼らに伝えられる機会があるのは、greenとしてとても嬉しいことだ。「喜んでシェアをする」という考え方はビーントゥバー業界の魅力でもある。私たちの取り組みを通して、素材の大切さを理解し、生産農家との繋がりを大切に、とことんこだわって美味しさを追求する職人が育ってくれたら。学びの場をこれからも提供し続けていきたいと考えている。

 
 
 
 

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Vol.105

自分を知る

今日は大きくて深いテーマです。
1度では話せないので、時々書いていこうと思います。

何かを突き詰めていった先にあるのは、どんな景色なのでしょう?

何かを突き詰めていく過程には、「努力」はもちろん、「運」「才能」「師」「仲間」「夢、目標」「幼少期の体験」「成功や失敗」等々、他にも沢山の要素が詰まっています。

長い年月をかけて知識や技術を付け、経験を積み重ねた先には、いったい何が待っているのでしょうか?

成功? 有名になること? 名誉? 

経済的に成功した人の場合は、得た資産を何に使うのかによって、その人の価値が決まってきます。

人助けや、地球が発展することに使える人は、感謝や尊敬、人望を集めますが、豪華なクルーザーを購入したり、ブランド品に酔っている人は、どこかで一抹の寂しさを感じているでしょう。

お金の使い方にこそ、人のセンスが出るのです。

何かを追求していくと、自分は何が得意で、どんな間違いをする傾向にあり、何が好きなのか?

自分のことがよく分かってきます。
何かを追求していっても、「自分を知る」ことになかなか辿り着かない人もいれば、10年くらいで客観的に自分を理解する人もいます。

自分のことを理解出来ると、どうなるか?

一つめは、その後の人生が、比較的楽になるのではないでしょうか。
それは、人を変えようと“ムダな努力”をしなくなるから。人を自分の好きなように動かしたい人は、動いてくれない度にイライラし、フラストレーションが溜まり、段々と疲れてくるので、長期的に何かを続けていくのが難しくなります。

また、お金がなければどうしようもないと思っている人も、生き難い世の中になりました。
特に現代は、お金の価値がどんどん下がってきているので、人はお金だけでは動かなくなってきています(お金の代わりに「評価」の価値が高まっています)。
人はお金で動くと思っている人は、残念な人と思われてしまうのが、令和という時代です。

二つめは、挑戦へのハードルが下がること。
もちろん人にもよりますが、自分の出来る事や得意な事を理解しているので、自分の生かし方が分かってくるからです。

無理する必要がなくなり、出来ないところは人に任せたり、人を頼れるようになるので、それが結果として人を生かすことに繋がり、成功確率が上がってきます。
また、そういう人の周りには良い仲間が集まるので、良いループが回り出し、生活が楽しくなってきます。

沢山の挑戦から、失敗や成功を繰り返し、段々と自分のことが見えてくる。
これも、人生の楽しみ。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

孫子は偉大ですね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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