ひと口ごとに味わいが変わるリッチなパフェ。

July 8, 2022

 
 
 

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みなさんこんにちは!
greenスタッフです。

​​いよいよ、夏本番。今回は、暑い夏にこそ食べたい、カカオの魅力たっぷりのgreenのチョコレートパフェをご紹介します!

greenのビーントゥバーチョコレートアイスはこの時期だけのお楽しみ。今年もチョコレートアイスと、フレッシュフルーツを掛け合わせて、マリアージュが楽しめる贅沢なパフェが出来上がりました。

7月に登場したのは、桃とプラムを使ったチョコレートパフェ。チョコレートアイスは、ベリー系の風味が特徴の「タンザニア」と、赤いフルーツ系の味わいの中に、ハーブやスパイスなどの複雑な香りが楽しめる「マダガスカル」の2種のチョコレートを使用。アイスにすると、バーとはまた違った味わいが。どちらもすっきりとした後味が、桃とプラムとの相性抜群。夏らしい清涼感と共に幸せを運びます。

パフェのトップには、ガーナ産カカオニブをふんだんに使ったサクサク食感のクッキー(チュイル)と、ピスタチオのアイスを。手でつまんで一緒に口に運ぶと、一口目からリッチな味わいが楽しめます。その下に隠れているのはビーントゥバーチョコレートと、カカオパルプとフロマージュのムース。グラスの蓋になっている桃のチュイルはスプーンで割ってグラスに落として食べても。グラスの中は、フレッシュピーチやプラムのコンポート、その間に2種のグラニテなど、異なる味わいが何層にも重なって、ひと口ごとに違うハーモニーを奏でてくれます。仕上げに、カカオティーソースを加えて、さらなる味の変化も……!

ビーントゥバーアイスを筆頭に、カカオニブ、カカオパルプ、カカオスキン、カカオティーまで、カカオの美味しさをぎゅっと詰め込んだパフェ。この機会にぜひお楽しみくださいね。

8月にはその時期の旬のフルーツに変わるので、そちらもお楽しみに!

■ グラスパフェ -ピーチ&プラム-
EAT IN ¥1,980(税込)
9日より、中目黒店にて発売予定。

 
 
 
 

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Vol.113

450年間もカカオを
作り続けている人々がいる

Chuao(チュアオ)の美味しさの秘密を探しに、チュアオ村にやってきました。

首都カラカスからChoroni(チョロニ)までは車です。途中で山の細道を2時間かけて峠越えをしなくては行けないのが厄介で、雨が降るとすぐに道がクローズしてしまいます。

チョロニからチュアオ村へは道が繋がっていないので、30分かけてボートで海を渡ります。

チュアオ村は海と山に囲まれている大きな谷の中にあります。

年間平均気温25度、高温多湿、綺麗な水が豊富で、太陽が注ぎ、山と海から適度な風が舞い込みます。

街から離れていることにより、何百年も変わらない地形や自然環境、ダイバーシティが守られ、カカオ栽培にとって最高の条件が揃っていました。

山の中腹には滝があり、その下のダムにより水が堰き止められ、下の大地に大きなカカオ農園が広がっています。

そのダムから水を引き、農園に張り巡らせた水路は350年前からあるそうです。

チュアオが特別なカカオと言われる理由は、大きく4つあります。

1. 特別な地形と自然環境
2. ジェネティック
3. 発酵と乾燥
4. 人々

チュアオの独特なアロマと味を持つカカオの種は、現在60種類がDNA解析から判明していて、病気や環境変化等で減っていかないように管理、栽培されています。

農園で働く人は135人。60種類のカカオが年間20トン収穫されています。平均すると1種類約330キロ、生産量としてはとても少ないです。

greenでも年間1トンのチュアオを製造するので、20トンがいかに少ないか分かると思います。

収穫されたカカオは、発酵と乾燥のステップへ進みます。ここでは、ちょっと変わった伝統的な方法で行われていました。

1週間発酵させたカカオを、乾燥させるために教会の前の広場まで運び、女性達が笑顔で歌を歌いながら、カカオ豆で円を描きながら並べていくのです。

彼女達にチュアオの美味しさの秘密を聞いてみると、

「おばあちゃんから教わったことをやっているだけよ」。

「私にとってカカオは全て。食事も家族も学校も、村の人々との生活も全てカカオ作りから来てるの。カカオが私達の生活。チュアオはカカオ、カカオはチュアオ、この村を愛してるの、とても楽しいわ」

と、愛情いっぱいの笑顔で答えてくれました。

60種類のカカオをブレンドし、1 袋にしたのが、製品としての “Chuao“ 。

その年の気候によって、取れ高も出来も変わってきますし、どの種類が上手く育つのかも、やってみなくては分かりません。

ワインをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれないですね。

そこがまた面白いのが、Bean to bar の世界観。

世界的ブランドになっているチュアオは、クオリティにこだわり、マス向けの大量生産には向かわず、プライドを持って良き伝統を守り続けています。

そのことが “希少性“ という価値を生み出しているのですね。

どこにもない物を、450年もかけて作り続けている人々がいる。

奇跡的な地形と、気候が作り出す自然のダイバーシティー、そこにカカオを愛情いっぱいで栽培する人々が暮らす村。

僕は、小さなホテルの1室で、村の人が作ったホットチョコレートを飲みながら、歴史と自然と人々の愛情に感謝し、素敵な世界があることに感動していました。

来て良かったです、チュアオ!

この続きは、いつの日かドキュメンタリーでお伝えしたいと思います(いつの日か)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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