未来の職人たちへ。greenが今できること

July 30, 2021

 
 
 

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ふと、考える。
未来の職人に対して、何か出来る事はないか?

その答えが、学生に現場を体感してもらう
学びの場を提供する事だった。

貴重なカカオ豆を使い、
ローストやテイスティングの仕方をプロから学ぶ。
ここでしか知れない事、出来ない体験がある。

未来の職人たちへ
greenが今できること

ラボがあるgreen中目黒店と福岡店では、インターンシップの学生を受け入れている。これはオープン当初から取り組んでいる事だ。コロナ禍であることから、現在は 週に1人のみ、4日間のスケジュールで行われる。

学生と言っても立派な職人の卵である。彼らに対して、greenに出来ることは何か。

指導にあたるのは、greenの製造スタッフ全員だ。誰が担当という訳でなく、学生たちをスタッフみんなでサポートし合う。インターンシップでは、特別なプログラムを設けていない。その日の作業のサポートに入ってもらいながら、現場のスピード感、正確性、緊張感をそのまま体感してもらう。

「インターン生を迎えいれることで、実はこちら側も学ぶ事が多いんです。例えば、テイスティングの時に気づかなかった香りに気づいてくれるなど、学生たちの純粋な思考によって新しい発見もあるんですよ」(中目黒店・製造スタッフリーダーの田中さん)

逆に、学生たちはどんな思いで働いているのだろう。プロの中に入る事に加え、お客様から目の届く場所にいるという緊張感もあるかもしれない。

「他のインターンシップと違って、ここでは最初からラボに入る事が出来て、一通りの作業を教えてもらえる事に驚きました!パフェのトッピングを任せてもらえた時はものすごく緊張しましたが、お客様の喜ぶ顔を見た時はどれほど嬉しかったか...」(インターンシップを経験した学生のあおいさん)

最初はついていくのに必死だった学生たちも、これはどうしたら早く出来るか、どうしたら見栄えが良くなるかを常に考えながら作業を進める。そこで得た事を学校に持ち帰り、足りないところはスキルを上げるきっかけに繋がればと思う。

未来の職人たちへ。greenが今できることは、やりがいや苦労を知るgreenスタッフが直接指導し、プロの現場を伝える事だろう。そして、この業界をより良くするためにともに考える事だと思う。ビーントゥバーを学ぶ学生たちがいて、彼らに伝えられる機会がある事はgreenとしても嬉しい。学びの場をこれからも提供し続けていきたいと思う。

 
 

Vol.73

パンデミック禍の過ごし方

1991年 バブル崩壊
1995年 阪神・淡路大震災
2008年 リーマンショック
2011年 東日本大震災
2020年 新型コロナウイルス感染症

会社を経営していく上で無視できないのは、頻繁に起こる大きな事件や事故、自然災害だ。SARSや狂牛病、鳥インフルエンザ、台風被害なども入れれば、ほんのちょっと先にも、色々なトラブルが待ち構えている。

経済的なショックだけでも、10年に1度は襲って来ている。

リーマンショックの時、何が起こったのかを理解し、これから起こることへの対応に追われるだけで、次の準備をする事が出来なかった。

僕らがバタバタしている間に、ショックに備えていた企業がチャンスとばかりに大きく成長していった。

大量出店をしていたり、優秀な人材を多く採用したり、デジタル化を加速させたり、きちんと備えていた会社は強かった。

日本企業が平成不況で苦しんでいる間に、アメリカのGAFA+Mや、中国IT企業が世界を席巻したのと同じ様に。

コロナによって、大きく売上を落としている会社には、準備の余裕がない。次から次へと問題が発生する為、目の前の対応で精一杯だ。

これはまるで、今の日本ではないか? オリンピックのゴタゴタと、コロナ対応、次の政権争いで火の車に見える。

今後の準備を着々としている他国に、またもや大きな差をつけられるだろう。

パンデミックになった時こそ、次の計画に入り、他との圧倒的な差をつけるチャンスだ。だがそれには、何年も前から危機に対する備えが必要だ。

感染症も大不況も来るわけだから、それに対しての対応を、2重3重に用意しておく事が、次の時代の明暗を分ける。

コロナはまだ続く。秋冬には再流行するだろうから、正常に戻るのは2022年の春以降だ。

あなたは今、何に対して準備をしていますか?

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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『TANZANIA 70%』
新しい収穫年度に切り替わり

ベリー系のアロマが特徴的な『TANZANIA 70%』。オンラインショップでのご用意分が、新しい収穫年度の豆に切り替わりました。産地だけでなく、収穫された年によっても味わいが変わってくるのがビーントゥバーチョコレートの面白いところ。タンザニアファンの方、ぜひお試しください。

 
 
 
 
 
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