最優秀賞を受賞!長谷川監督インタビュー

October 1, 2021

 
 
 

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カナダのバンクーバー国際映画祭「PRPL FORK Food Film Foto Fest」が2021年9月に開かれ、長編ドキュメンタリー映画部門で『The Taste of Nature』が 最優秀賞を受賞した。世界で一番美味しいチョコレートは、どうやって作られているのだろう?南米アマゾンのジャングルの旅路からgreenのラボまで、あるがままを映すリアリティーや、自然光を生かした風景の描写が評価された。受賞を受けて、長谷川監督にじっくり話を伺った。

 
 

受賞を知ったのは、ちょうど別の作品でベネチア映画祭に参加していたときなんです。PRPLの主催者であるポール氏から直接受賞の連絡があったので驚きましたね。その後スタッフに連絡して、green代表の安達さんからもすぐにお祝いのメッセージをいただきました。コロナ禍であることからオンライン開催だったので、そのときはまだ実感がなくて。日本に戻り、審査員のコメントが届いてようやく実感がわいてきました。

こうやって賞をもらえると、関わってくれたスタッフが喜んでくれたり、いろんな方からもメッセージをいただけて、作って本当によかった、と思えました。第三者の人たちがこの作品を観て、一番良いって思ってくれたことが自信にも繋がりましたし、自分たちがやってきた事が価値のある事だと証明してもらえたようで、そういう意味で報われたと思います。

改めて映画を振り返ってみると、ポスターのビジュアルにもなっている写真が、この映画の一番の見どころだと思いました。私たちが普段口にしているチョコレートがどこからきているのか。ボリビアのジャングル奥地でカカオの木が育ち、旅した末に私たちの手元に届けられているという事を、あの写真が物語っています。

実際に行ったときも、そこは特別なパワーを感じるような場所でした。現地の人の話によると、「ここ一帯は、7年前に山火事で焼け野原になったんだよ」と言うのです。信じられないくらい、樹木が生い茂っているのに・・・自然にはものすごい再生力があるんですね。人間の力が及ばないような、すごいパワーを感じました。特にワイルドカカオは、一般的な農園のカカオの木と違って人の手が加わらないので、上へ上へと高く成長します。自然とみんな見上げて探すのですが、天からの贈り物を見つけたような感動がありました。

最後に、この映画の完成度がここまで上がったのは、ともに尽力してくれた編集の太田尚宏さんのおかげです。ドキュメンタリーの基本から教えてもらい、沢山の助言をいただきました。そして、プロデューサーの高城剛さん。物事を総合的に判断し、真実を広く伝える術を教えてもらいました。お二人のおかげで、国内だけでなく海外の人にも受け入れてもらえる作品になりました。本当に感謝しています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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