速報!世界的品評会にて金賞受賞

November 19, 2021

 
 
 

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    代表の安達建之によるコラム

 
 

SPECIAL NEWS

11月。『ノースウェストチョコレートフェスティバル』の季節がやってきました。毎年シアトルで開催される、北米最大級のbean to barチョコレートの祭典です。
今年もコロナ禍ということで、オンラインでの開催となっています。

会期中に、greenがもっとも意識している品評会「CHOCOLATE ALLIANCE AWARDS」の結果発表があります。

毎週末に各部門ごとに発表があるのですが、先日、バーに先立ってボンボンショコラの結果が発表されました。

なんと、今年は金賞と銀賞、2つ受賞することができました!

 

■ GOLD 〈アーモンド〉
■ SILVER 〈パッションフルーツ〉

品評会にエントリーするチョコレートは、豆の品質、エイジングの状態など、そのタイミングでより自信のあるものを、スタッフ皆で話し合って決めています。ボンボンショコラは、今年3つエントリーしたのですが、中でも〈パッションフルーツ〉はスタッフがぜひチャレンジしたいと太鼓判を押したものでした。

審査拠点へチョコレートを送るとき、どうしても温度管理がされない状態での配送になってしまうので、溶けたり、品質が損なわれやすいガナッシュのタイプはこれまでエントリーを避けてきました。

2019年に金賞を受賞した〈黒ごま〉も、プラリネのボンボンショコラ。ガナッシュに比べれば品質を保って輸送できるのでは、という希望をもってのエントリーでした。今年金賞を受賞している〈アーモンド〉もプラリネです。

〈パッションフルーツ〉を今年エントリーできたのは、主催者のみなさまが、世界各地で気温の高い日が長く続いていることを考慮し、送付の時期を後ろ倒しにしてくださったから。気温が下がった時期に、思い切って送ってみたのでした。

『ノースウェストチョコレートフェスティバル』は、こうした人のあたたかみを存分に感じる祭典で、品評会についても我々チョコレートメーカーに寄り添って柔軟に対応してくださるのです。今回のこの、送付時期についての調整も本当に感謝しています。

そんなこともあり、金賞の〈アーモンド〉はもちろん、銀賞の〈パッションフルーツ〉もとても嬉しい結果となりました。
世界基準でどのように評価されるのかというのは、日々の鍛錬のひとつの指標になります。

これからもみなさんに美味しいチョコレートをお届けできるよう、変わらずに努力を積み重ねてまいります。いつもあたたかな応援を、本当にありがとうございます。

受賞したチョコレートをオンラインショップでもご購入いただけるように準備を進めています!今週末にはバーの発表も出揃いますので、こちらもぜひお楽しみに。

来週号でまたご報告させてください!

 
 
 
 

Vol.88

DXやD2C

今話題のDX(Digital Transformation)や、D2C(Direct to Consumer )について、僕なりに考えてみました。

先日参加した対談で、「日本の中小企業は、今後どうやって生き延びていくべきか?」
と言う、随分ザックリとした質問を頂き、

「大企業の下請けや、中間業者を通してビジネスをするのではなく、顧客とダイレクトに繋がり、直接的に自社の商品やサービスを提供する事が、良いと思います」

と答えました。
いわゆる、D2C という事です。

アパレルメーカーはコロナで大打撃を受けて、上場企業の半数近くが赤字に転落していますが、その中でも業績が好調なのは、グローバルワークやスタイルデリ、海外ではAwayやCasper等の、D2Cブランドです。

D2Cは、LINEやSNSを使って直接顧客とやり取りをするので、ブランドの魅力を直接顧客に伝えられたり、改善点を素早く商品にフィードバック出来たり、と他にも様々なメリットがあり、多くの人が飛び付きたくなる様なバズワードなのですが、
肝心の商品のクオリティーが悪ければ、どうにもなりません。作り手の熱い情熱や取り組みが、他との違いを生み出し、クオリティーの高い商品でなければ、良いブランドは出来ません。

とんかつ屋さんであっても、洋服でもカバンでも、お客様にとって良い商品である事は絶対条件なのです。

その上で、商品をどうやって届けるのか? というマーケティングやブランディングが大切になるのだと思います。

D2Cを考える上で、一つ従来型ビジネスと違う点は、サービスが開始される前から、既に顧客とのつながりがあり、SNSなどで信頼関係を構築した後に、ビジネスがスタートしている事が挙げられます。

中小企業の社長さん達は声高に、今こそ「DX」を取り組まなければいけない、売上が上がらないブランドは「D2C」で売るんだと話していますが、

店舗で売るのか? 卸をするのか、デジタルで完結するのか、 その両方なのか? それは商品を届ける手法の問題で、その時々で変わっていくものです。

今のビジネス界隈で叫ばれている、「D2C」や「DX」は、ビジネス上のマーケティング用語としてブレイクしている、という事も、忘れてはいけません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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