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Chloe Doutre Roussel

クロエ・ドゥートレ・ルーセル


クロエ ドゥートレ ルーセル氏は、カカオの世界のガイド役として世界各国にて活躍している。35年のキャリアを持つクロエ氏は、例えるならば、チョコレートの全てを知り得る、歩く百科事典のような存在。ビーントゥバームーブメントの熱心な教育者でもあり、社会的責任を負う農業の形態やカカオ豆の取引きにおいての活動家でもあります。クロエは、世界中で、カカオの調達、ローストの方法、カカオ売買についてのコンサルティングをしたり、ビーントゥバーのセミナーを行っている。 前職では、ロンドンでイギリス王室ご用達のフォートナムメーソンのバイヤーや、1862年創業のパリのパティスリー ラデュレの店長を経験。チョコレート鑑定についての本、「The Chocolate Connoisseur 」の著作者で、「クロエショコラ」の創始者でもある。
近年では、生産から製造まで全てを行う、ボリビアのカカオ農家協同組合
El Ceiboにて活動し、彼らにとって初めての、輸出のためのグルメチョコレートを開発した。 クロエは、現在、イギリスのFine Cacao and Chocolate Institute of the Academy of ChocolateとエクアドルのAcademia Del Chocolateの役員をしており、また、Heirloom Cacao Preservation Fund (HCP)の7人のテイスターのうちの一人である。
シアトルのチョコレートの祭典 Northwest Chocolate Festivalでは、チョコレートの世界でのリーダー的な役割をたたえられ、2015年に、生涯功労賞を与えられた。

Maria Fernanda Di Giacobbe

マリア・フェルナンダ・ディ・ジャコーべ

マリア フェルナンダ ディ ジャコーベ氏は、シェフ、ショコラティエでもあり、ベネズエラのカカオ大使にも任命されている。ベネズエラのカラカスで、食、芸術、ファッション、音楽、劇場を融合させた組み合わせた、有名な"La Paninoteka" の創始者で、その他8つのレストランを経営している。 ベネズエラのボンボンショコラブランド「KAKAO」と、ビーントゥバーブランド「Cacao de Origen」のクリエイターでもある。彼女は、女性や起業家たちが、カカオ豆の品質やプロセスが学べる、カカオとチョコレートの学校を、2校ベネズエラに設立した。
2015年に、マリアは、カカオ豆のクオリティーとその持続可能性(サステナビリティ)を追求したことを称えられ、ベネズエラで最も栄誉な賞、「Premio Gran Tenedor de Oro」をVenezuelan Academy of Gastronomy(美食ベネズエラアカデミー)より与えられた。
2016年には、マリアは世界的に有名な学術機関、バスク カリナリー センターより、Basque Culinary World Prize (美食界でのノーベル賞とも言われている) を授与される。この賞は、美食界を通じて、大きく社会に、大きく影響を与えたリーダーに送られるもの。
2017年に、マリアは、シアトル開催のNorthwest Chocolate Festivalにて、生涯功労賞を与えられた。