DAY③:FCCI 集中カカオコース
August 11, 2018
プロフェッショナルのための「FCCI カカオ品質評価 集中コース」の最終日。
最終日の3日目の朝は、ホセ・ルイス・ガネム先生による感覚計測のエクササイズから。
目を瞑って同じ種類の香りを嗅ぎ分けてカテゴリーに分けたり、
‘甘味’‘酸味’‘塩味’がついた水サンプルのうち、どれがどの程度混ざっているのか答えるという難易度の高いエクササイズです。
そして午後には、3日間のトレーニングの集大成として、これまでのアクティビティをすべて集結した実践を。
数種類のカカオ豆サンプルの選別から評価までをグループに分かれて行いました。
参加者が持参された豆もサンプルとして、特徴やユニークポイント、また難点についても話し合い、実践を通して評価する基準を学び合います。
現在、カカオ豆やチョコレートの評価にはっきりと定まった基準がありません。
今回のFCCIの集中カカオコースに参加し、その基準を提唱するFCCI(Fine Cacao and Chocolate Institute)のカカオ豆サンプルの評価基準の学ぶことで、参加者さまそれぞれに新しい発見や気づきがあったようでした。
無事にすべての講義とアクティビティを終え、3日間に渡る「FCCI カカオ品質評価 集中コース」が終了しました!
私たちは、今回アジアで初めての「FCCI カカオ品質評価 集中コース」の開催をサポートすることで、本当に多くのことを学び、経験しました。
この経験を活かして、カカオやチョコレートに関する学びや教育の機会というものを、これからも大切に考えていきたいと思っています。