DAY②:FCCI カカオ集中コース 2019

November 30, 2019

「FCCI カカオ品質評価 集中コース 2019」の2日目は、チョコレート室からのスタートでした。

カカオ豆を取り囲むサプライチェーンの現状・世界的矛盾など、大切なレクチャーの後に、実践トレーニングが続きます。

感覚を刺激するエクササイズでは、いろんな物質を嗅いで、心地「良い」香り、あるいは心地「悪い」と思う香りとはどういうものか、自らの感覚を探り、そしてグループで共通の見解を見出していきます。




午後は、チョコレート製品を評価する実習を。

舌のどの部分で感覚刺激を得て、次にそれをどう「言葉」で表現していくのかを徹底的に訓練していきます。
そのチョコレート製品は一体どんなカカオが使われていて、どういう方法・手法で、どういう特徴的な過程を経て製法されてきた'可能性'があるかを、舌から得た刺激を辿りながら探っていくトレーニングです。




ファイン・カカオとはどういうものか、ファイン・チョコレートとは何なのかを見極める技術を身につける、これらのトレーニング。

カカオやチョコレートでの訓練のみに限らず、普段何気なく生活する中においても、あらゆるものに興味を持ち、とにかくいろんなものをできるだけ多く嗅いでみること。
自分の感覚を刺激し、そして「言葉」を持って「伝える」練習をすることが大切なのだと伝えられ、2日目は締めくくられました。