FCCI カカオ集中コース開催決定

October 18, 2019

昨年、アジアで初開催となった、FCCIによる
The Cacao Grader Intensive (カカオ品質評価 集中コース)」を、今年も開催することになりました。

FCCI (Fine Cacao and Chocolate Institute) は、ファイン・カカオとファイン・チョコレートの鑑定、開発を目的に設立された団体。

FCCI創設者である、ハーバード大学カーラ・マーティン教授を中心に、最先端の研究やマーケット情報も交えながら、講義と実践トレーニングで、カカオとチョコレートの世界を深く知るためのテクニックが学べる3日間の特別集中コースです。

The Cacao Grader Intensive(カカオ品質評価 集中コース)」
日程:2019年11月29日(金)、30日(土)、12月1日(日)
場所:green bean to bar CHOCOLATE(https://greenchocolate.jp
   専門学校ビジョナリーアーツ(https://www.va-t.ac.jp
参加者:20名(予定)
対象者:カカオ豆とチョコレートの品質評価の専門知識をより深く身につけたいチョコレートメーカー、ショコラティエや、     カカオ豆に携わる職業の方

お申し込みはPeatixから;
https://fcci191129.peatix.com/view

コースに関するご質問は、cacaograderintensive@royalarts-inc.com まで、お気軽にお問い合わせください。

アジア初開催となった、昨年の様子もぜひご参考ください;
①1日目の様子はこちら
②2日目の様子はこちら
③3日目の様子はこちら







【カカオ集中コース 概要】
講義と実践トレーニングで、ファインカカオとチョコレートの世界を深く追求する3日間集中コース。ファインカカオの知識をより深く学べる講義と、リサーチや香りの研究を元に、チョコレートの品質を追求するための実践テクニックが習得できます。

■講義の内容:
・ファイン カカオとチョコレートの歴史と文化
・ファイン カカオとチョコレートの品質の要因 - 遺伝学と農業学、ポストハーベストのプロセス、保管と輸送、  チョコレート製造過程
・カカオ、チョコレートの香りと感覚分析の科学
・サプライ チェーン - 市場の基礎、カカオ原産地、経済、政治、文化
・倫理と透明性 - 社会的および環境的責任、認証、成功モデル

■実践トレーニングの内容 :
・ローカカオの外見評価
・カット テスト
・カカオ サンプル プロトコール
・カカオ サンプルの官能評価
・感覚分析の技術と演習 – 例: 欠陥のテイスティング、感覚排除、三角測定、キャリブレーション
・感覚分析語彙の習得
・チョコレート リカーとチョコレート製品のテイスティング、評価

受講者は少人数のグループに分かれ、講師やグループのメンバーと積極的に交流する形式のコースです。教材は、認定コーヒーQグレーディング講師と専門家、官能評価学者によって開発されたものを使用します。カカオ採点認定試験の前提条件です。
このコースは、カカオとチョコレートテイスティングを前提としています。すべての参加者は、事前準備として関連書物を読むことと、カカオのサンプル調整などが求められます。関連書物は、お申込みいただいたのち、メールにてお送りします。

【講師】
カーラ・D・マーチン
ファインカカオとチョコレートの鑑定、促進、開発を目的として団体を設立した、NPO団体ファイン・カカオ & チョコレート・インスティテュート(FCCI)の創設者であり、エクスクルーシブ・ディレクター。
ハーバード大学の教授をつとめ、教育者であり、数々のアワード受賞をしている研究者でもある。

クロエ・ドゥートレ・ルーセル
カカオとチョコレートに関してコンサルタントと教育家として35年の経験を持つ。フォートナム・アンド・メイソンの元バイヤーであり、ラデュレのショップ・マネージャー、『チョコレート・バイブル』の著者であり、クロエ・ショコラのクリエイターでもある。またボリビアのエルセイボでは、初めて現地からグルメチョコレートを輸出できるよう整えた。FCCIの役員。

ホセ・ルイス・ガネム
アメリカ・サマーヴィルのタザチョコレートの、イベント・教育コーディネーターであり、FCCIのプロジェクト・コーディネーター。ニューヨークのイレブン・マディソン・パークとフィーカ・チョコレートにて、ペーストリーのインターンでキャリアをスタートした。ワイン、酒、日本食、チョコレートの認定資格も持つ。故郷メキシコでの政府機関や研究機関のカカオ部門の発展にも積極的に協力している。