[REPORT] LABO TOUR〜カカオ豆がチョコレートになるまで〜

October 26, 2017

チョコレートがどうやって作られているか、ご存知でしょうか。
ラボツアーは普段ガラス越しでしか見られない、カカオ豆がチョコレートバーになるまでの製造工程を特別にご案内していきます。
まずは帽子と防備服にお着替え。

製造工程のパンフレットに沿って、ご案内していきます。
カカオ選別ルームで、チョコレートになるための良いカカオ豆を選びましょう。
良いカカオ豆、悪いカカオ豆を選ぶポイントやなぜだめなのかをお伝えします。

焙煎の工程では、どのように産地毎のカカオ豆の個性を引き出すか、焙煎したカカオ豆がどんな香りがするかをご紹介。タイミングが合えば、焙煎中の香りや熱さもご体験いただくことができます。

その日その日で、実際に見られる工程が異なるラボツアー。
この日は焙煎したカカオ豆を細かく砕く、「クラッキング」の工程。


砕いたカカオ豆は、網目の大きさが異なる振るいを使い、大きさを分けていきます。



こちらはアメリカのピーナッツバターを作る機械で、砕いた豆をペースト状にする「グラインディング」。皆さま、音の大きさにびっくりされます!
だんだんチョコレートに近い形状になってきました。
ここからさらに滑らかな液状にしていく「メランジング・コンチング」へ。




製造途中のチョコレートを味見へ。お砂糖が投入されて少し経っていたので、既に美味しいチョコレートの風味!少し砂糖の荒い食感が感じられます。
カカオニブの段階、グラインディング直後の段階などその時々しか体験できない味見も体験いただけるのがツアーの醍醐味のひとつです。
最後の工程までご案内した後は、bean to barのチョコレートを使用した焼菓子をお土産にプレゼント。
店内には各産地毎にこだわり抜いて作ったチョコレートの試食もご用意しています。実際にどんな風に作られたか、知る前と知った後では味わいもまた変わるかと思います。スタッフにもどんどん質問していただき、食べ比べてお好きな味を見つけて見てくださいね。

ご参加の皆様はチョコレートが大好きな方、工場見学がお好きな方、自由研究や宿題のテーマにしたいお子様や製菓業界の方まで幅広いお客様にお越しいただいております。ラボ内ではお写真や動画も自由にお撮りいただけるので、是非お気軽にご参加ください。