DIRECT TRADE

原産国

ベトナム

領域

メコンデルタに位置するBen Tre地区

遺伝的特徴

19世紀にベトナムで最初に栽培された、様々な種類のトリニタリオ

生産者/農園

Samuel MarutaとVincent Mourouは、2011年にベトナムで、チョコレートのブランドMarou Faiseurs de chocolatsを立ち上げた。近年、Bean to Barのチョコレートメーカーよりの高い需要もあり、Marouは、ベトナムのカカオ豆の輸出の新規事業に、2012年より進出している。

ベトナムにおける、カカオ豆の生産は大変少ない。フランス人やロシア人も、19世紀から20世紀にかけて、生産を試みたが、成功は難しかった。幸いにも、20年前より、NGOや大企業のサポートにより、ようやくメコンデルタへの栽培が始まった。現在では、南ベトナムの1-2ヘクタールの農地を持つ、家族経営の農家により、カカオ豆が栽培されている。メコンデルタのカカオ豆は、5日以上かけて発酵され、竹製マットの上で、日干しされ、乾燥されている。
Marouは、デルタ地域の農家を全てを訪ね、購入するカカオ豆の袋を一つ一つ、注意深く選んでいる。

社会的責任

ベトナム産の豆を使った職人気質のチョコレートを製造することに始まり、そして今、高品質のカカオ豆を輸出することで、SamuelとVincentは、数少ない品質の高いカカオ豆を生産する国として、ベトナムの地位を向上させた。より優れた製法の農業、よりよい収穫後のプロセスを奨励するため、カカオ農家へ指導をし、現地市場価格より高い、キロ当たりの価格を支払っている。